新緑の清凉寺を参拝しました。
ゴールデンウィーク明けの境内は静けさを取り戻しています。
本堂内で「三国伝来のお釈迦様」の由来のお話(若いお坊さんのお話。所々でオチを入れて笑いを誘う話の構成ですが、オチが先にわかってしまい、みなさんの失笑をかっていました。)を聞いたあと、緑に包まれた本堂裏の庭園を拝観しました。
秋の紅葉も綺麗ですが、新緑の青もみじもきれい。
庭園の中央に「弁天堂」、江戸時代後期の建築だそうです。屋根は宝形造。
庫裏前の庭園。後ろに見えるのは本堂の屋根。
本堂に戻り、濡縁から眺める「阿弥陀堂」。
清凉寺は通称「嵯峨釈迦堂」と呼ばれますが、そのいわれは次の通り。こちらのご本尊「釈迦如来(国宝)」は江戸時代、出開帳と称して全国をめぐって信仰を集めました。そこで「嵯峨の釈迦堂」と呼ばれたのでした。
「嵯峨釈迦堂、清涼寺」データ
・京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
・TEL 075-861-0343
・アクセス 京福電車嵐山線「嵐山」下車徒歩15分
・境内自由、本堂拝観 9:00-16:00 \400
・駐車場あり、有料