「黒檜山」(くろびさん)、群馬県の中央に位置する名峰「赤城山」は、カルデラ湖「大沼」を取り囲む輪状火山。 その最高峰が黒檜山で標高は 1,828m。日本百名山の一つ。 |
行程 - Itinerary
登山日 2020年1月31日
登頂メンバー Hide 10:27 登山口を出発 11:32 黒檜山 山頂(2,828m)着 11:52 下山開始 12:30 登山口に帰着 |
「黒檜山」には一昨年の夏に登頂したことがあり、今回は二度目で積雪期の登山になります。天候がすぐれないため最悪の場合はふもとの赤城神社で登山守りの購入だけを考えていたのですが、天候も落ち着いてきたので登頂しました。(ヒデ君レポートです。Zaucats代筆)
「赤城神社」
赤城山のカルデラ湖「大沼」のほとりに到着しました。粉雪が舞う悪天候。まず最初の目的地「赤城神社」へ向かいます。
参拝するために、神社に近いところに車を停めました。眼の前に広がるのは、神社のある半島で囲まれた小さな入江。ガチガチに凍結していますね。むこうに見える紅い欄干は「啄木鳥橋」。
赤城神社は「大沼」に面して建てられています。荒涼としていて、こんな寒い日に参拝者はありません。
本殿に祀られているのは赤城大明神、赤城山の山の神様です。さっそく登山守を購入しましたので、続いて登山に向かいます。
黒檜山の登山口は湖岸の道を少し進んだところにあります。凍結した湖面上にたくさんのテントが並んでいますね。ワカザギ釣りでしょうか。
ここが「登山口」、一年半ぶりの黒檜山です。山頂まで歩行距離は1,100m、標高差は460m。行って帰るだけであれば2時間のコースタイムです。なお、黒檜山の登山ルートには万一の時に連絡する際、その場所が特定できるよう「緊急時ポイント番号」が木に貼られています。ここは1番。さあ、スノースパイクを履いて出発です。
雪の「黒檜山」に登る
「黒檜山緊急時ポイント2番」です。
尾根に出ると風が強くなりました。赤城神社が見下ろせます。さつばつとした景色ですね。
登り始めはアイスバーンでしたが徐々に雪が増えてきました。でもスノースパイクをアイゼンに換装する必要もなさそうです。
富士山の展望地、もちろん見えませんが。
「黒檜山緊急時ポイント3番」です。
「黒檜山緊急時ポイント4番」です。
「黒檜山緊急時ポイント5番」です。
「黒檜山緊急時ポイント6番」です。
山頂に到着! 重装備です。林間はそれほどでもなかったですが、稜線から山頂にかけては風がたいへん強い。
やっと現れた登山者。今日登る人はホントに少ない。ま、こんな悪天候で登る人は雪山トレーニング目的以外はいないでしょうね。
「黒檜山緊急時ポイント7番」です。「絶景スポット」に来ましたが何も見えません。眺望もないし、頂上に長居する意味もないので早々に下山します。悪天候なので駒ケ岳には行かず、直接登山口に下ります。
下山途中で見つけた、成長しつつある雪庇。間違っても近づいてはいけません。踏み抜けば「遭難」ということになってしまいますので。
登山口に無事帰着しました。今回はアイゼンを装着するほどでもなく、全行程チェーンスパイクでOK、下山時間は約40分ほどでした。
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