「ゼーフェルダー・シュピッツェに登る」

2019年7月14日 撮影
SEEFELDER SPITZE, Seefeld in Tirol
AUSTRIA - July 14, 2019

ゼーフェルダー・シュピッツェ(Seefelder Spitze)、オーストリアのチロル地方に位置する山岳ピークの一つ。雄大なアルプスの景観を眺めながらハイキング気分で稜線漫歩を楽しめる。


行程

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日程 2019年7月14日
登頂メンバー Hide、友人
 09:00 ケーブルカーふもと駅 出発
 09:20 ゼーフェルダー・ヨッホ(標高2,080m)
 09:50 ゼーフェルダー・シュピッツェ(標高2,230m)


オーストリア、チロル地方の山を巡りましたのでレポートします。アルプス山麓にはケーブルカーやロープウェーが縦横にめぐらされ、夏はハイキングや山岳トレッキング、冬はスキーと、屈指のリゾート地となっています。(ヒデ君レポートです)

ケーブルカーとゴンドラで山麓駅へ

前日、インスブルックより電車で30分ほどのところにあるゼーフェルト入りし、宿を取りました。翌朝、宿泊先よりケーブルカー「ゼーフェルダーバーン SeefelderBahn」の乗り場に徒歩で向かいます。ゼーフェルトの街自体は小さいので移動はほとんど徒歩でOKなのです。

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ケーブルカー乗り場に到着。今日はやや雲の多い天候、稜線まで登ったあたりで晴れてくれるとありがたいのですが。

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発車時刻になりました。始発のケーブルカーに乗り込みます。夏のバカンスシーズン前だからでしょうか、お客さんはまばら。

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発車してぐんぐん高度を上げていきます。ふもとのゼーフェルトの街がだんだん小さくなっていきます。線路の両側は牧場です。

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ロスヒュッテ駅(1,760m)に到着、10分かかりませんでした。目指すゼーフェルダー・シュピッツェ(Seefelder Spitze 左)と、その次に目指すライター・シュピッツェ(Reither Spitze 中央奥)、その右にヘルメレコップ(Harmelekopf 右)が間近に見えるようになってきました。

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ロスヒュッテ駅の周辺には遊園地が作られていました。季節的にまだ早いためか、それとも朝早いためか子どもたちの遊ぶ姿は見えませんでしたが。

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ケーブルカーからゴンドラに乗り継ぐ人たち。ここからロープウェイでゼーフェルダー・ヨッホ(2,074m)までいっきに登ります。スキーシーズンはスキー用のゴンドラになります。

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ライター・シュピッツェ(左)とヘルメレコップ(右)の勇姿。

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ゴンドラの山麓駅に到着。

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トレッキング開始

ここからゼーフェルダー・シュピッツェまでチロルの岩稜と深い谷底のふもとの街を眺めながら稜線をトレッキングします。ピークの方角はガスがかかっていて少し心配。

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ゼーフェルダー・ヨッホ展望台です。ぐるっと取り囲んで周囲の山々の説明板が設置してあります。なおチロルの山の山頂や要所には大きな十字架が目印として設置されています。

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なだらかな稜線の道、高山植物の花々もあちこちに見ることができます。

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登山道のあちこちに黒い落とし物?が。ゴンドラの下は牧場(冬はスキー場)になっていて多くの羊が見えました。稜線まで登って来て落としていくようです。極力踏まないようにして歩きました(笑)。

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ゼーフェルダー・シュピッツェの目印の十字架がだんだん大きくなっていきます。

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あと一歩。

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見下ろせば大きなU字谷。

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ゼーフェルダー・シュピッツェに到着しました! 思った以上に大きな十字架でした。誰でも書き込めるノートが置いてありましたので、さっそく記帳しましたよ!

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ふもとの街を見下ろし記念撮影。すごい高度感ですね。

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今登ってきた稜線を振り返りました。左端がゼーフェルダー・ヨッホのゴンドラ駅。そこからここまでは、なだらかな稜線漫歩コースであることがわかります。

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そしてこちらは、これから向かう方角です。手前の岩稜は右側斜面をトラバースして進み、中央にそびえるライター・シュピッツェ(Reither Spitze)に登ります。ここから先はハイキングコースではなくなり、ライター・シュピッツェに登頂するには登山装備が必要になります。

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