静岡県掛川市 茶文字の山「粟ヶ岳」

佐鳴湖公園の紅葉を愛でる
2021年1月31日 撮影
Mt. AWAGATAKE, Kakegawa, JAPAN - Jan.31, 2021
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粟ヶ岳(あわがたけ)は標高532m、山麓は茶畑に囲まれ、山頂には神社や休憩所があり、放送通信設備の塔が林立する。観光あるいはハイキングで山頂は賑わう。山頂直下にはヒノキの植林で描かれた巨大な「茶の字」がある。



行程 - Itinerary

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茶文字の山「粟ヶ岳」写真集

美しい富士山の姿を求めて粟ヶ岳へ。好天に恵まれ、茶畑の間をジグザグに上り詰めれば山頂、標高532m。磐座、神社、おやすみ処、素晴らしい眺め、と盛りだくさんの山頂を堪能できました。


<「東山いっぷく処」を出発>

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「東山いっぷく処」の第3駐車場に運良く停めることが出来ました! 見上げると「茶文字」、あそこが粟ヶ岳山頂です。
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地産店「東山いっぷく処」の左脇がスタートポイントです。さあ出発!
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「茶」の字がクッキリ見えます。ピーカン晴れ! 快適なハイキングが期待できそうです。山頂まで標高差440m、約1時間の行程です。
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オレンジ色の線で示されたルートで登ります。
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最初は車道を登ります。
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まわりはすべて茶畑。東山茶が栽培されています。
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途中から車道に別れを告げ、案内板に従って茶畑の作業道に入ります。なぜか秋葉灯籠がここに?
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茶畑の真ん中を突っ切ります。

<中間ポイント>

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車道と交差しました。ここが中間地点です。歩き始めて25分。
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今日初めて富士山が見えた! 霞んでいません!
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登山道らしくなってきた。
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どんどん登ります。歩きやすい登山道です。

<日付ポイント>

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大きな枯れ木に遭遇。根本の岩の上には小枝で今日の日付が描かれていて、みなさん記念に撮影されています。「一月三十一日」。
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反対側から眺めた大きな枯れ木。
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徐々に巨木が目に付くようになって来ました。巨木マニアとしてはうれしい! 粟ヶ岳山頂のこのあたり一帯は「阿波々の森」と呼ばれ、多くの巨木が保存されていて、天然記念物に指定されています。
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これも大きいですね。クスノキかな?
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阿波々(あわわ)神社が近づいてきました。参道域に入ったのかな?
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「阿波々の大杉」、御神木の杉の木です。目通り5.4m、樹高28m。

<磐座と阿波々神社>

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阿波々神社の御神体「磐座(いわくら)」に到着しました。登山開始から約1時間。この前あたりから写真撮影に時間を咲くようになりましたので、標準コースタイムを大きく超過しています(汗。
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磐座の説明ボード。古代より巨岩には神が宿ると信じられ、日本神道のルーツとなっています。「地獄穴」があるそうなので覗いてみます。
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磐座の岩と岩の隙間に穴があり、そこが見えません。「地獄穴」と呼ばれ、落ちたら2度と上がって来れないそうです。もっとも、大人は入ることができないほどの小さな穴。
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阿波々神社にお参り。
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粟ケ岳山頂(標高532m)は本殿の裏手にありました! 見逃さないように注意!

<茶草場テラス(かっぽしテラス)>

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山頂にはたくさんのテレビ塔、そして休憩所の「草茶葉てらす」通称「かっぽしテラス」があり、大勢のハイカーや観光客(ここまでクルマで来ることもできる)が訪れます。
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「かっぽしテラス」の屋上展望台からは大絶景が望めます。さっそく展望台に登ります。
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すばらしい富士山の眺め! デジカメの望遠で撮影。
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雪をかぶった南アルプスもバッチリ。聖岳あたりかな?
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南を眺めれば、左に大井川、中央に静岡空港の滑走路、そして奥に広がるのは駿河湾。
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展望台の下には日本茶の祖、栄西禅師の像と、茶草で作られた有名なモウモウさん。
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展望テラスの下。一階には「東山いっぷく処」のレストランがあり、絶景を見ながら食事ができます。ここでランチしました。
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人気メニューの「かっぽしランチ」¥1,200、かなりのボリュームでした。
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デザートに「阿波々もち」。中に入っていたのは水無月でした。

<下山>

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ランチを終え、下山します。下から眺めた展望台とモーモーさん。さて、下山ルートは車道を下り「茶の字」のなかを通過します。
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車道を歩きます。左右に見える木は「茶の字」を構成するヒノキ。これを見てびっくり。茶の字は背丈もないほどの植え込みで描かれていると思っていましたが、実際にはこんなに背丈の高い木だった!! 先入観は怖いですね。
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今、ここ(赤い目印)を歩いています。
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富士山を眺めながらの下り。
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ここで往路のハイキングコースに合流。ここで車道に別れを告げハイキング道に入ります。なお、このハイキング道は地元の皆さんが整備してくださっているのだとか。ありがとうございます
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下りはハイペース、快調に歩きます。
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ほどなく「東山いっぷく処」に帰着しました。おつかれ山! 美味しいお茶を出していただき、お土産にそのお茶を購入しました。あまりに美味しいので買わざるを得ませんでした(汗)。
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この写真は後日、自宅から望遠レンズで捉えた粟ヶ岳。そう、自宅からも見えたのです。山頂のテレビ塔もはっきり確認できます。

今回のスタット
 ・歩行時間(上り) 65分
 ・歩行時間(下り) 60分
 ・歩行距離 5.1km
 ・累積標高上り 442m


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