湖西連峰(湖西連峰)、静岡県と愛知県の県境に南北に伸びる弓張山地の別称。低山ながら変化に富み人気のトレッキングコースが多い。 |
行程
日程 2020年4月10日
登頂メンバー Zaucat, Yoshicat 10:35 梅田親水公園駐車場を出発 10:50 梅田峠 11:10 仏岩(休憩15分) 11:50 ラクダ岩 12:20 神石山 山頂(休憩45分) 13:05 下山 13:30 普門寺峠 13:57 普門寺(休憩40分) 15:30 梅田親水公園駐車場 帰着 |
写真集
湖西連峰は愛知県と静岡県の県境南部に横たわる500mに満たない山地ですが、眺望もよく人気のトレッキングコースがたくさんあります。今回は、梅田親水公園駐車場を起点として神石山に登り、普門寺峠を経由して普門寺に下山、一般道を梅田親水公園まで戻りました。快晴に恵まれ絶景を堪能できました!
<梅田親水公園駐車場を出発>
11時前に梅田親水公園の駐車場に到着したところすでに満車! トレッキングの開始時間としては11時は遅すぎました(汗)。少し待っていたところ運良く一台出ていきましたのですかさず駐車! 助かりました。人気のハイキングコースなんですね!
「新池」の横を抜けて登山口に。
さぁ、出発! 梅田峠まで約20分、神石山まで80分のコースタイムです。
峠までは広い林道。歩きやすい。
T字路の梅田峠です。ここは分岐点。右に進むと嵩山(すやま)展望台、左に進むと仏岩を経由して神石山へ。左に進みます。
神石山の登山道脇にたくさんの阿羅漢(あらかん)像が並んでいます。ネコさんもいる! 地元の子どもたちの制作だとか。ゴミゼロを願って全部で530体あるそうです。530羅漢ですね。山頂までは羅漢さんに導かれて進みます。
<仏岩>
梅田峠から15分程で「仏岩」に到着。
岩の間を登っていくと素晴らしい展望が開けてきました。浜名湖が一望できます。霞んでなければ富士山が見えることでしょう。
これが仏様かな? ベンチが設置してありましたので軽食休憩しました。
仏岩のあるミニピークから急降下し、再びなだらかな歩きやすい尾根道を進むと高圧線の鉄塔が見えてきました。
ここで最初の失敗。鉄塔手前で右に進むトラバース道が現れました。ミニピークを回避する巻道だと勘違いして進んでいくと、なんと、どんどん下っていきます。実はYAMAPの地図に載っていない下山路でした。あわてて元の道に戻りました。時間ロス!
水平な尾根道を進むと急に視界がひらけ、神石山から南に伸びる稜線が見えました。左方に遠州灘が見えます。休憩用に丸太のベンチが置かれていました。
正面が座談山、その右になだらかな舟形山、さらにその右が普門寺峠。ふもとの見下ろすと普門寺門前町のいらかも見えました。
<ラクダ岩>
さらに進むとラクダ岩。ミツコブラクダかな? 浜名湖と遠州灘が見渡せます。
しばし水平尾根を進みます。
神石山山頂の手前に2つの急登がありますが、これがひとつ目。
登りきったところに高圧線の鉄塔が立っています。樹木が伐採されていて広いテラス状、素晴らしい眺望です。
南東の眺め。湖西市の工場群と遠州灘。ここまで歩いてきた梅田峠からの尾根がすべて見えています。右の小山のてっぺんに仏岩があります。
東の眺めは浜名湖。遠く浜松市街。浜松駅前の高層ビル群もはっきり見えます。
大きな岩の横を通過。神石山まであと一息。
神石山手前のふたつめの急登を過ぎ、山頂の直前に普門寺からの東側登山路合流点があります。
<神石山山頂>
山頂広場に到着! 途中で休憩が多く、また脇道に入ってしまうロスタイムもあり、梅田親水公園を出発してここまでなんと1時間45分もかかってしまいました。ま、いいか(汗)。
山頂広場にある国土地理院一等三角点。静岡県と愛知県の県境です。標高324m。
山頂広場のベンチで絶景を眺めながらお弁当をいただきました!
さて、ここから今回ふたつめの失敗が始まります。YAMAPのレポートなどから神石山山頂の直下に「西テラス」というビューポイントがあることを知り、そこに行くためのルートを山頂にいらっしゃった方々に聞きましたが分かりませんでした。
乏しい情報をもとに山頂広場から西に向かって降りていきました。標高で30mほど下ると高圧線の鉄塔がありましたが岩のテラスは見つからず。失意のもと、広場まで戻りました。(帰宅後、入念に調べたところ、さらに30mほど下れば西テラスがあったのです。残念!)
<下山>
下山コースは、普門寺峠から普門寺まで降りて、そこから一般道を梅田親水公園まで戻るルートです。山頂からの降り始めは急階段です。梅田親水公園からの登山路と比較して普門寺からの登山路は短距離、その分、勾配が急になるのです。登りよりも下りの方が気を使いますね。転んだら確実に怪我をしますからね。
途中、登山マップに載っていない「岩崎町手洗」への分岐点がありました。ここは道標に従って尾根道を真っすぐ「普門寺峠」へ進みます。(なお「西テラス」に向かうトラバース道も分岐していました。)
続いて現れた「望寺岩」。かつては現在のように木が茂っておらず、ふもとの本堂を見下ろすことが出来たのでしょうね。
下山開始から20分ほどで普門寺峠です。ここを左折して下っていきます。なおこの峠一帯は普門寺の境内なのだそうです。
急な階段道を降りていくと「普門寺元堂跡」がありました。かつて普門寺の本堂は高いところにあったのですね。2010年までに行われた発掘調査により10世紀の灰釉陶器が大量に見つかりました。創建年代は平安時代中期(10世紀)まで遡るそうです。
<普門寺>
さらに下って普門寺本堂に到着。新緑がまぶしい! 峠からここまで30分ほど(普門寺元堂跡で7分間ほど見学)でした。
本堂前の杉の巨木は立派。樹齢は推定400年以上、目通りは588cmもあります。
せっかくだから普門寺の境内をぐるっと見学しました。詳細は別途レポートします。お寺の背後に今日歩いてきた尾根が見えています。
普門寺駐車場の枝垂桜とトキワマンサクの競演、お見事!
普門寺から梅田親水公園までは一般道を歩きます。カントリーロード! 公園までおよそ30分。
親水公園に到着、今日は終始ピーカン晴れにめぐまれました。おつかれ山!
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