![]() |
【雲取山】(くもとりやま)は、東京都・埼玉県・山梨県の境界に位置する奥秩父山系のひとつ。標高は 2,017mで東京都の最高峰。日本百名山。 |
行程
|
登山記
以前からずっと登りたいと思っていた百名山の一つ、雲取山に小屋泊で登頂しました。終始、富士山を眺めながらの稜線コースで、天気にも恵まれ快適な山行でした。(Hide君レポート)
<駐車場から七ツ石小屋まで>
雲取山への登山コースはいくつかありますが、最もポピュラーな鴨沢登山口からルート、七ツ石山を経由して山頂までのコースタイムは約5時間の長丁場。
早朝、小袖乗越駐車場に到着。早めの到着を目指して出発しましたので停めることができました。駐車料金が無料の村営駐車場、真新しいトイレも完備です。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama10.jpg)
朝日を浴びて、さあ出発! 少し車道を歩いたのち、登山道に入ります。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama11.jpg)
はじめのうちは針葉樹林帯の中、傾斜もゆるく歩きやすい登山道です。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama12.jpg)
登山道脇には随所にこんな看板が立っています。「平将門迷走ルート」時の朝廷から賊軍として追われていた平将門は各地を逃走しましたが、ここ丹波山(たばやま)にも逃走の痕跡が残っています。そのうち10ヶ所をプレートで説明しています。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama13.jpg)
登山開始から1時間半ほど、七ツ石山・雲取山を指し示す道標がありました。雲取山頂まで3分の1地点です。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama14.jpg)
富士山も見え始めました!
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama15.jpg)
登山開始から約2時間、分岐点に道標がありました。右に進むと七ツ石小屋と七ツ石山を経由して雲取山。左のルートは七ツ石山を迂回して雲取山を目指すルートです。右に進みます。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama16.jpg)
七ツ石小屋(標高 1,597m)に到着です!
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama17.jpg)
出迎えてくれたのは小屋の主、なんとネコ様でした。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama18.jpg)
<七ツ石小屋から七ツ石山まで>
登りの再開です。次に七ツ石山に向かいます。夏場は木に覆われたコースですが、いまは落葉しているので開けた尾根コースになっています。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama19.jpg)
まもなく石尾根縦走路の合流、雲取山方面に向かいます。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1a.jpg)
すぐに「七ツ石神社」が現れます。御神体はお犬さま(実は狼)。これも平将門にゆかりのもの。将門はここで祈願したのち武蔵の国に向かったそうです。ということは、この神社は平安時代からあった? なお、この社殿は2018年に再建されたものです。うしろの大きな岩がもともと御神体。磐座信仰ですね。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1b.jpg)
富士山を眺めながら歩を進めます。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1c.jpg)
登山開始から3時間弱、七ツ石山(1,757m)に着きました。広い山頂です。この季節は視界も良好。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1d.jpg)
<七ツ石山から雲取山まで>
七ツ石山の山頂で小休止の後のち、縦走再開です。石尾根縦走路はずっとこんな感じ。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1e.jpg)
「平将門 迷走ルート」の最後の看板です。ここから雲取山山頂まであと2時間です。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1f.jpg)
縦走路の突如現れたフラダンスの木。「ダンシングツリー」と名付けられていました!
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1g.jpg)
登山開始から4時間弱、「雲取奥多摩小屋」です。残念ながら施設の老朽化のため2019年3月31日をもって閉鎖されています。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1h.jpg)
小屋から30分ほどで分岐点。右に進むと「富田新道」です。雲取山には左に進みます。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1j.jpg)
広々とした登山道、向こうに小屋が見えます。参照直下の避難小屋ですね。小屋の右側が山頂です。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1k.jpg)
立派な雲取山避難小屋です。雲取山山頂はすぐそこですね。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1m.jpg)
山頂です! なんとここは東京都。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1q.jpg)
山頂エリアは山梨、埼玉、東京の県境にあり、山頂は東京都にあるのです。もちろん東京都の最高地点です。山頂は広々としていて、もちろん富士山も眺めることが出来ます。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1n.jpg)
山頂から20分ほど北尾根を下ったところに今日の宿泊地「雲取山荘」があります。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1p.jpg)
<雲取山荘にて>
今回宿泊した雲取山の山頂直下「雲取山荘」をご紹介します。外壁はログハウス、内装も木質を生かして、きれいな山小屋です。こちらが玄関、およびフロントです。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1r.jpg)
宿泊は予約制、予約がない場合は食事なしとなるため注意が必要です。部屋は原則相部屋ですが、宿泊者が少ないときは個室が使える場合もあります。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1s.jpg)
20畳の相部屋の宿泊しました。暖を取るためのこたつがありました。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1t.jpg)
夕食です。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1u.jpg)
小屋から東京の夜景を見ることが出来ました。月も輝いています。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1v.jpg)
朝6時20分、日の出です。東の空が赤く輝いています。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1w.jpg)
6時22分、小屋を出発します。雲取山山頂を経由して昨日登ってきた同じルートを下山します。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1x.jpg)
<雲取山山頂とモルゲンロート>
雲取山荘から20分ほどで雲取山の山頂です。ご来光を拝む人たちで賑わっています。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1y.jpg)
日の出から少し時間が経過していますが、ありがたく拝まさせていただきました。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z.jpg)
赤く染まる雲取山山頂。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z1.jpg)
オレンジの富士山!
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z2.jpg)
あかね色の朝焼け空と関東平野! 東京湾と房総半島も見えています。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z3.jpg)
<下山>
さあ、下山開始。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z4.jpg)
富士山を眺めながら、歩きやすい尾根道を下山します。(YouTube動画)
下山路でシカに出会ったり、、、 (シカもダンシングツリー見物に出てきたようです。)
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z5.jpg)
七ツ石小屋でネコの支配人様に再開したり、、、
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z6.jpg)
ワンちゃんにも出会いました!
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z7.jpg)
下山開始から3時間20分ほどで無事に駐車場に到着です。
![kumotoriyama11.jpg](kumotoriyama1z8.jpg)
![登山ランキング](https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_4188_1.gif)
登山ランキング
|
Copyright (C) 2019 ZauCats, All Rights Reserved.