黒斑山(くろふやま、標高2,404m)、蛇骨岳(じゃこつだけ、標高2,366m)。群馬県と長野県にまたがる浅間山の外輪山。 |
行程 - Itinerary
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09:30 登山口を出発 09:35 車坂峠 10:45 トーミの頭(2,298m) 11:05 黒斑山 山頂(2,404m) 12:00 蛇骨岳 山頂(2,366m) 13:00 黒斑山 山頂 14:20 車坂峠 14:30 帰着 |
「黒斑山・蛇骨岳」への登り
浅間山の外輪山である黒斑山へは、都心から新幹線とバスを乗り継いで、登山口のある標高1,973mの高峰高原・車坂峠まで比較的楽にアクセスでき、そこから黒斑山の山頂までおよそ1時間30分ですので日帰りが可能です。今回はひとつ先の蛇骨岳まで足を伸ばしました。(ひで君レポートです)
北陸新幹線「佐久平駅」からJRバスを利用(所要時間1時間弱)して登山口のある「高峰高原ホテル前」で下車しました。バスはこの先の高峰温泉(途中、アサマ2000パークスキー場もある)まで行きます。色んな行楽施設があるため道路や路線バスが完備していて登山客は100%有効利用できます。
この季節は雪が残りほぼ冬山登山に準じますのでしっかり装備を整えます。うしろの建物は「高峰高原ビジターセンター」です。
黒斑山への登山道は「表コース」と「中コース」がありますが、今回は中コースから登り、下山は表コースです。カラマツ自然林を抜ける登山道、黒斑山に向けて、さあ、出発!
登山道はおおむねこんな感じ。雪に覆われスノートレッキングです。
登山開始から30分ほどで視界がひらけました。遠く御嶽山や乗鞍岳が見えています!
外輪山の崖の脇を登っていきます。
登山開始から1時間15分で「トーミの頭」に到着。ここからは何も遮るものがなくすばらしい眺望でしたので、休憩も兼ねてしばらく景観を楽しみ、また写真撮影タイム。ここから見えた遠くの山々は下に掲載しています。
目指す山頂も見えました。左のピークが黒斑山(2,404m)、中央の丸い小高いピークの右側、ごつごつして見えるのが蛇骨岳(2,366m)です。
黒斑山の山頂です。木に覆われていて眺めはあまり良くありません。
次の蛇骨岳に向かいます。黒斑山の山頂から約900m、大きな起伏もなく外輪山の稜線に沿ったルートです。
左のゴツゴツした黒い岩が蛇骨岳の山頂です。浅間山側は絶壁になっています。
今歩いてきた方角を振り返りました。木で覆われたピークは黒斑山です。
下山は「表コース」です。途中の分岐ポイントです。標識が深く雪に埋まっていますね。積雪1m位でしょうか。左の表コースに進みます。
少し登ると「槍ヶ鞘(やりがさや)」です。ここから下山ルートが南向きから西向きに変わり、車坂峠に向かう尾根道に入ります。浅間山とはここでお別れ。カラマツ林の道を下り、全コースタイム5時間で登山口に戻りました。
「トーミの頭」からの眺め
トーミの頭からの景色です。西、南西、南東、東、4方角を順に眺めます。
八ヶ岳の部分をズームしました。南アルプスは八ヶ岳の後ろに隠れていますが、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳のみ山頂が頭をのぞかせています。
奥秩父の山々をズームしました。富士山が金峰山と瑞牆山の間に頭をのぞかせています。。
ここから蛇骨岳からのながめです。浅間山の左側に望遠レンズで捉えることが出来た山々をいくつかご紹介します。北東の方角です。遠く尾瀬の山、燧ヶ岳(2,356m)と次回の登山を予定している至仏山(2,228m)が見えます。直線距離で75kmほどあります。谷川岳も見えますね。
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