行程 - Itinerary
登頂メンバー Hide君
8月24日 08:00 上毛高原駅からバスにて土合口へ 09:00 谷川岳ロープウェイにて天神平へ 09:15 登山開始 09:45 避難小屋 10:43 肩ノ小屋 10:46 谷川岳(トマの耳)休憩15分 11:10 谷川岳(オキの耳)休憩20分 12:50 避難小屋 13:25 天神平 着 |
谷川岳は群馬県と新潟県の県境にあり、一ノ倉沢の岩壁で有名な山ですが、一般登山はロープウェイが利用できるので比較的楽に登れ、日帰り登山が可能です。山頂には猫の耳にたとえられる2つのピークがあります。また日本百名山のひとつです。(ひで君レポート、zaucats代筆)
「谷川岳ロープウェイで天神平へ」
上越新幹線の「上毛高原駅」に早朝着、都心から1時間少し。「谷川岳ロープウェイ」行きのバスに乗ります。
約50分でロープウェイ乗り場「土合口駅」です。定員は22名、中型のゴンドラですね。標高1,319mの「天神平駅」まで高低差573mを7分で登ります。
ロープウェイを降りたところは天神平。冬季はスキー場になります。ここからさらに上に登るリフトも運行していますが、これは利用しません。谷川岳へのコースはここがスタートポイント。
後ろに日本百名山の朝日岳(1,945m)、その左が笠ヶ岳(1,852m)、右は白毛門(しらがもん、1,720m)を眺めながら、さぁ登山開始です。
「谷川岳の登り」
ロープウェイ山上駅を後に登り始めました。はじめのうちは低木の樹林帯です。
ところどころ木道も設置されていて歩きやすいコースです。
30分ほど登ったところ、足場が悪くなってきました。ロープ場です。
こんなクサリ場もありました。
登山開始から45分、来た方角を振り返りました。遠くに黒檜山と子持山が霞んで見えます。利根川と水上の町並みも見えていますね。その左の山頂が平らな山は? 天神峠のあるピークにはリフトで行くことが出来ます。その左が天神平ですが写真の外です。天神平から「天神尾根」の稜線に沿ってここまで歩いてきました。オレンジ色の点は「熊穴沢避難小屋」です。
さらに歩を進めます。出発して1時間、肩ノ小屋の十字架?がかすかに見えてきました。
肩ノ小屋まであと一息ですがガスが出てきましたね。すでに森林限界を超え、クマザサの間を抜ける登山路です。谷川岳のエリアは気象が荒く、森林限界は1,500mだそうです。
登山開始から1時間30分で肩ノ小屋に到着です。山頂はもう目と鼻の先です。休憩をせず山頂を目指します。
ガスの中を山頂へ。
「谷川岳 山頂にて」
谷川岳は山頂が2つある双耳峰です。それぞれ「トマの耳」(1,963m)、「オキの耳」(1,977m)と名付けられています。遠くから見るとネコの耳に似ているんだとか。
1つ目の山頂「トマの耳」に到着。うゎ! すごい人口密度! ガスの合間にオキの耳もちらっと見えています。
ガスの中、オキの耳に向かいます。ふたつのピーク間の距離はわずか。
「オキの耳」に到着!
オキの耳から「一ノ倉岳」(1,974m)、「茂倉岳」(1,977m)に続く稜線です。ここから先は本格的な登山ルートです。
ガスでかすむトマの耳に戻ります。
「下山」
ガスのため山頂からの眺望はありませんでしたが、無事登頂を終わり下山します。ここにきてガスが晴れ、肩の小屋への下山ルートが見えてきました。登山者の列が途切れず、続々と登ってきています。
谷川岳は東京地方からアクセスが良く、人気の山なんですね。でも、登山に似つかわしくない装備の人も見受けられました。クサリ場もありますし、最低限、登山靴で入山してほしいものです。
ガスが晴れ、避難小屋、ロープウェイ駅、登山ルートがはっきり見えてきました。
大勢の方が休憩されている露岩は「天狗のトマリ場」
ガスも晴れ、遠い山並みが見えるようになりました。ズームすると、、、
今年登った尾瀬の2座、至仏山と燧ヶ岳が見えました!
ロープウェイ「天神平駅」に戻りました。お疲れ様。今更ながら、すっかり青空。もっと早く晴れてくれたらなぁ(涙)。
こちらが本日登った谷川岳(トマの耳)です。オキの耳はガスに隠れて見えません。
|
Copyright (C) 2019 ZauCats, All Rights Reserved.