白馬村「ラ・ネージュ東館」撮影 2015年8月1日
Hotel de LA NEIGE Higashi-kan, Hakuba-mura - August 1, 2015
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「ラ・ネージュ東館」の外観
「ラ・ネージュ東館」は八方・白馬村のリゾート地に数あるホテルの一つ。和田野の森の道に立つ案内板、右に入ると「ラ・ネージュ東館」、左に入ると「ラ・ネージュ本館」です。ホテルに到着した夕刻の写真です。
ラ・ネージュとは「雪」という意味。そのシンボルが建物正面に輝いています。
建物全体はレンガブロックに覆われています。1990年に建造の2階建て、入り口は自動ドアではありません!
こちらは早朝の写真です。
建物の裏に出てみました。「和田野の森」そのものです。建物中央の1階、屋根が出っ張っているところが半円形のラウンジ(下の写真)、その真上が今回宿泊した部屋です。
<ロビー>
ホテルの玄関を入って正面はロビー/ラウンジになっています。様々な色・形のソファーが置かれていて、お好みのソファーを選んでくつろぐことが出来ます。
客室へは奥の階段を登ります。
半円形の出窓ラウンジ。ワールドカップや長野オリンピック開催時は各国の要人宿泊先として使用されたそうです。なるほど、といえますね。最近では冬場の宿泊者は海外スキーヤー(オーストラリア)が多いそうです。
ホテルに到着するとウェルカムドリンクでもてなしてもらえます。各自が好みの飲み物を注文、私はシャンペン(笑)。もちろん宿泊料金に含まれています。このラウンジには自家製のクッキーや飲み物などが常設されていて、宿泊者は自由に利用し歓談することが出来ます。ホテルのスタッフの皆さんのもてなしは最高級、至れり尽くせりでした。
<レストラン>
レストランです。夕食、朝食ともにこちらで頂きます。朝は屋外のテラス席も使えて、そちらのほうが人気が高かったようでした。夕食はフレンチ、朝食はプリフィックスに加えサラダなどはビュフェになっていました。レストランのスタッフも大勢で、気持よく食事を楽しみました。
ディナー時はこんな感じ。
<夕食はフルコース・フレンチ>
夕食はフルコースのフレンチです。調理法や素材など詳細説明はできませんが写真でご紹介します。印刷メニューがテーブルに置かれていました。メインは3種類からあらかじめ選択します。最初に運ばれてきたのはメニューに載っていない「シェフからの一品」。
手作りのパンです。どれも、おいしい!
Legumes「安曇野夏野菜」、赤座海老と共にゼリー寄せにしてテリーヌ仕立て。キャビアクリームが添えてあります。そして、すごいお皿!
Kinme「駿河産金目鯛」、香ばしく焼き上げて野菜のブイヨンスープと共に。
メインは Boeuf「信州産牛フィレ肉」を選びました。安曇野産山葵の風味が添えてあります。ガレット付き。
口直しの Melisse「レモンバーム」、グラニテです。杏のコンフィチュール添え。
もうひとつのデザートは、Pina colada「ピニャ コラーダ」。パインとココナツのパルフェ、そしてメロンのエスプーマ+タピオカソース。
見た目良し、味よし、満足度の高いフルコースフレンチでした。なお、こちらの料理で使われている食材は信州産が中心、安全な食材を厳選しているそうです。
<朝食はプリフィックス+ビュフェ>
朝、レストランルームに入ると光が溢れていました。朝食はプリフィックスです。卵料理はお好みのスタイルで注文します。サラダはセルフサービス。
スープとジュースもセルフサービスです。
こちらはオムレツ。
こちらはベーコンエッグ。
温かいシリアル。
<客室など>
宿泊した部屋はスタンダード・ツイン、「Standard D type SD8」という2階のほぼ中央の部屋です。室内インテリアには仏・ジュイ地方の伝統あるテキスタイルが散りばめられています。素晴らしい部屋ですね。
でもこれでスタンダード。さらに、スーペリア、デラックスと、これ以上のグレードの部屋があるのです。我が家はスタンダードで充分すぎます。
カーテンも同じテキスタイルです。
バスルームは標準的。
各部屋にはテラスがついていますが、この部屋のテラスは他の部屋よりかなり広い。
テラス窓を開けて出てみると、外は和田野の森、部屋に居ながら森林浴が出来ます!
部屋の入口前には、さりげなくこのようなくつろげるコーナーがあります。部屋のソファーと同じものが置かれていました。
<宿泊後記>
ラ・ネージュ本館には何十年か前に宿泊したことがあって、今回はその想い出を抱きつつのステイでした。宿泊費はかなり高額なので、なにかのアニバーサリーに利用するとよいでしょう。特別な「おもてなし」が期待できるおすすめのホテルです。
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