Zaucats の 山野草図鑑
「エンシュウハグマ」
「エンシュウハグマ」は、静岡県の西部に多いので「遠州」、「白熊(ハグマ)」とは、高僧が使う仏具である白い毛の払子、兜につける白い飾り、槍の柄の飾りなどにつけるヤクの尾の毛でつくった飾りをいい、花冠の細長い裂片が卍形に回転しかけているようすをそれに見立てたもの。(Wikipediaから引用)
[和名] エンシュウハグマ、遠州白熊
[科名] キク科モミジハグマ属の多年草
[学名] Ainsliaea dissecta
[花期] 9-10月
[花色] 白色、花弁の先端は帯紫色
[花の大きさ] 花径は10mm
[分布] 静岡県西部、愛知県東部
[植生環境] 山地のやや乾いた日陰、林内
<秋葉神社>
秋葉寺の楼門から秋葉神社の神門にかけての参道に沿ってエンシュウハグマが見られる。写真は秋葉寺の楼門。その手前にひっそりと咲くエンシュウハグマ。(撮影 2022年10月14日)
<富幕山>
富幕山では杉林の中、ほとんど陽のあたらないところで見られる。(撮影 2022年10月15日)
「えっ? なんでこんなところに?」というような場所に咲いている。見つけたときは喜びひとしお。
<世界の桜の園>
愛知県新城市の「世界の桜の園」には桜だけでなく様々な山野草が見られる。エンシュウハグマはそのひとつ。秋になると登山道に沿って多く見られる。(撮影 2022年10月31日)
風車は左回転です。キッコウハグマとは逆回転。
開き始めの花は紫色が強い。
Ads by Google
|