Zaucats の 山野草図鑑
「ムラサキセンブリ」
「ムラサキセンブリ」は、リンドウ科の植物。センブリに似ているが、花が紫色でやや大きく、草丈も大きく、蜜腺溝の毛に波状隆起がある。花冠は5裂(ときに4-7裂)。環境省の準絶滅危惧種(NT)に指定されている。
[和名] ムラサキセンブリ、紫千振
[科名] リンドウ科センブリ属の二年生
[学名] Swertia pseudochinensis
[花期] 9-11月
[花色] 紫色
[花の大きさ] 花径は15-20mm
[分布] 本州の関東以西、四国、九州
[植生環境] 山のススキ野、蛇紋岩の痩せた地
<世界の桜の園>
愛知県新城市の「世界の桜の園」には桜だけでなく様々な山野草が見られる。中でも特徴的なのはムラサキ色のセンブリ。秋になると、桜の園から金山、雨生山にかけて登山道に沿って多く見られる。(撮影 2022年10月31日と11月16日)
紫色があざやか。通常のセンブリよりも一回り大きな花。通常のセンブリとムラサキセンブリを一緒に撮影。
大きな株立。
つぼみ
ゴンちゃんとムラサキセンブリ。
ムラサキセンブリは、こんな荒れ地に咲いていました。蛇紋岩の風化した、荒涼とした乾燥地です。
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