「フォーエバー現代美術館・草間彌生展」

2017年9月25日 撮影
FOREVER MUSEUM of CONTEMPORARY ART
Gion, Kyoto, Japan - September 25, 2017
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「フォーエバー現代美術館」、略称FMCA。祇園甲部歌舞練場にある有形文化財「八坂倶楽部」のなかに2017年6月に開館した美術館。草間彌生氏の全作品の内95%を収蔵する。収集家・穂積恒氏のコレクションがベースの当美術館が秋田県から移転してきたもの。
 ・京都市東山区祇園町南側570-2
 ・TEL 075-532-0270
 ・市バス「祇園」下車徒歩8分
 ・京阪電車「祇園四条駅」下車徒歩5分
 ・駐車場あり

祇園花見小路にオープンした「フォーエバー現代美術館」をご紹介します。場所はなんと「祇園甲部歌舞練場」の中、「八坂倶楽部」の建物を利用しています。歌舞練場に隣接したこの建物、もちろん純和風です。その中に現代美術館がどのような形で組み込まれたのでしょうか。

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「フォーエバー現代美術館」はもともと秋田県にあった美術館で、収集家・穂積恒氏のコレクションを展示する美術館ですが、何らかの理由で京都にやってきました。伝統芸能のメッカ「祇園歌舞練場」と現代美術のマッチングの議論はともかく、人気の草間彌生氏の作品に接することができる美術館のオープンは祝福しましょう。

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敷地に入って正面に草間彌生氏の代表作「南瓜」(2007年)が展示され目を引きます。左は「ギオンコーナー」、右は芸舞妓さんたちの練習場およびステージのある歌舞練場です。

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「八坂倶楽部」には右奥に進みます。

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建物は大正8年の建造、国の登録有形文化財に指定されています。

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「フォーエバー現代美術館」のオープニング企画展として「草間彌生 My Soul Forever」が開催されています。建物内は和式ですから玄関で靴を脱いで上がります。すぐ左手にコインロッカールーム(お金は戻ってきます)がありますので、荷物や履物は預けました。身軽に見学開始です。

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草間彌生氏。フォーエバー現代美術館ではなんとその作品の95%を所蔵しているのだとか。

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入って正面の部屋は撮影可能です。1950年代の初期作品が展示されています。

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2階にも多くの作品が展示されていますが、一番奥の舞台の上にはボートのようなオブジェが。これも撮影OKでした。

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2階の窓際から庭園を見渡すことが出来ます。以前、この建物が公開された時のレポートはこちら。

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左奥に進んでいくと「八坂倶楽部」とは棟続きの歌舞練場側に入り、ミュージアムショップとミュージアムカフェが設置されています。

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テラス窓の席からはすばらしい日本庭園を眺めながらカフェ/食事できます。なおミュージアムが会館中は展示会場に直結しています(要するにミュージアムの入場料を払わないとカフェに入れない)が、閉館する夜間は歌舞練場から入ります。

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