泉涌寺の塔頭・来迎院の紅葉、そしてニャンコ

2014年11月28日 撮影
RAIGO-IN in SEN-NYUJI Temple, Kyoto - November 28, 2014
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来迎院(らいごういん)、真言宗泉涌寺派、山号は明応山。本尊は阿弥陀如来。806年、空海が唐にて得た荒神像をもって開創。大石良雄にゆかりの寺。
 ・京都市東山区泉涌寺山内町33 map
 ・TEL 075-561-8813
 ・市バス「泉涌寺道」下車10分
 ・境内自由、庭園内は拝観料 ¥300

来迎院は泉涌寺の塔頭の一つです。泉涌寺を拝観のあと、今熊野観音寺に向かう途中に立ち寄りました。今回で二度目の訪問。前回は足元に突然現れたニャンコにびっくりしましたが、まだ元気かな?

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境内の紅葉は盛りのようですが、観光客の皆さんは泉涌寺の本坊や今熊野観音寺のような紅葉スポットを中心に見物されるためか来迎院に来られる方は皆無に近い。

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拝観受付でニャンコのことをうかがったところ健在でした! 名前は「ネネちゃん」、長毛のヒマラヤン系、8歳位だそうです。元気でよかった。

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さて、にゃんこに再会出来て元気が出て来たところで池泉回遊式庭園「含翠庭」を一周、拝観します。客殿です。小さな客殿、大石内蔵助はここで過ごしたのでしょうか。

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客殿前の「伽藍石のつくばい」です。前回訪問時、つくばいにたまった水をのむため「ネネちゃん」が突然足元に現れたのでした。前回訪問時のネネちゃんの写真は こちら を御覧ください。

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「心字池」に沿って石橋を渡ります。

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池を覆う散り紅葉が見事。

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庭園の拝観を終わり、次に荒神堂にむかいます。

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階段の左手にあるのが本堂です。こちらは公開されていませんでした。

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荒神堂に登ったところから本堂の屋根を見下ろしました。

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荒神堂の散り紅葉も見事。

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鎮守社に向かう鳥居ともみじ。

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荒神堂から階段を見下ろしたところ。来迎院の開創は806年、泉涌寺の創建よりも古いのです。応仁の乱により荒れてしまったのですが信長の時代になって前田利家が再興します。そして時代が下り、元禄時代には大石内蔵助が来迎院に帰依し書院を再建、また茶室「含翠軒」を建立するのです。小さな寺院ですが1,000年以上の歴史が刻まれた寺です。

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