「京都御苑・四月の風景」2019年4月19日 撮影
KYOTO GYOEN Kyoto JAPAN - Apr.19, 2019 | |
・TEL 075-211-6364 京都御苑管理事務所 |
京都の桜シーズンが終わり静けさを取り戻したころの京都御苑を散策しました。目にした光景をご紹介します。「清水谷家のムクノキ」を正面に、西側の大通りを北向きの眺めました。
「清水谷家のムクノキ」から東方向を眺めました。正面は大文字山。あまりにも広すぎる通路に散歩する人はわずか。京都御苑はいつもこんなもんですね。
少し南に歩くと「出水の小川」です。この付近には遅咲きの桜がまとまって植えられています。市内の桜の名所が見頃を終わる四月下旬でも、ここは満開の桜が楽しめます。「京都御苑 遅咲き桜レポート」はこちら。
皇宮警察本部の横にはおおきなエノキ。これから新緑を迎えます。
京都御所の「宣秋門」です。
最近のトピック、中立売の休憩所が建て替えられてきれいになりました! 今年の1月にオープンしたばかりなのでできたてのほやほや。ちょっと中を覗いてみましたが、おしゃれでとても綺麗。レストランのグレードアップした新メニュー「御所車御膳」を早く食べてみたい。
宮内庁京都事務所の横で遭遇したムクドリさん。
京都御苑の北側を東西に抜ける通路。左側は児童公園です。子どもたちがキャッキャッと、、、遊んでいませんでした。もう遅い時間ですからね。通路中央の白い線は自転車道です。
昨年秋の風台風21号で倒れた大きな松。ここだけでなく京都市内あちこちで残骸を見ることが出来ます。よほどひどかったんですね。
児童公園の通路には遅咲きの枝垂れ桜が満開でした。
近衛邸跡の枝垂れ桜は有名ですね。三月下旬から見頃を迎えますが四月下旬の今も見頃の株がいくつか残っていました。そして草むらには黄色い花が満開。
池に覆いかぶさる早咲きの枝垂れは葉桜になっていました。3月の27日、両陛下が退位前におしのびで見に来られましたね。
京都御所の北面です。
猿ヶ辻から南をながめました。今は南端が見えていますが空気がよどんだ日などは見えなくなります。その光景を見てかつては感動したものです。
いまは広々とした公園になっていますが幕末までは京都御苑の中に200あまりの公家屋敷がびっしりと並んでいました。東京遷都に伴って公家衆のほとんどは東京に移住、京都御苑は広大な空き地になり荒廃しました。これを憂慮した岩倉具視によって公家屋敷跡地の公園化がはじまり現在の形になっていったのでした。
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