平安末期、源頼政が妖怪・鵺を退治した後、退治に使った二本の矢じりを洗い清めた池の跡地に立つ鵺神社を参拝しました。場所は二条公園の中、NHKと二条城に挟まれた公園内の北端にあります。
小さなほこらです。小さいながらも鳥居もあります。手前の石碑は「鵺碑」、文字はよく読めませんでした。うしろのベージュ色の建物はNHKです。
こちらのほこらに祀られているのは朝日大明神かな? 玉姫大明神かな?
鵺池です。中央に「鵺池碑」が立っています。頭は猿、胴は狸、手足は虎、尻尾は蛇という怪鳥が「鵺(ぬえ)」、平安末期、京の都に夜な夜な現れ近衛天皇を悩ませました。
そこで退治を命じられた弓の名手・源頼政は見事、二本の矢で鵺を射止めます。その矢尻をここで洗ったのです。
池の前の説明書きにはぬえ伝説について詳しく書かれています。
ところで矢尻そのものは姉小路にある神明神社に奉納されています。以前に書いた紹介ページはこちらから。
神社の裏手、芝生の上になぜかスズメがたくさん、一生懸命何かをついばんでいました。
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