♪御蔭通はどこにある?
最初はどこが起点で、どこが終端だか分かりませんでした。今出川通りの北側を東西に走るさほど広くないこの通りは路線バスも走る、いちおう幹線道路です。車で京都を訪れることの多い私は、少し前までは通りの名前も知らずに走り抜けていました。
♪西から東に向かって歩く
下鴨本通から西に向かうT字路、下鴨神社の南西端ですが、ここが御蔭通の起点です。
左手に神社本殿にまっすぐ伸びる参道は糺の森、うっそうとしています。巨木もたくさん。右手には下鴨神社駐車場が見えています。
神社への入り口付近から東を眺めるとやや右にカーブして高野川を渡る御蔭橋が見えます。
御蔭橋の写真と、橋の上から北側を眺めた写真。このあたりの鴨川(高野川)はのどかですね。朝夕は多くの方がワンちゃんをつれて散歩されています。
川端通りを越えてしばらく進むと、まもなく叡山電鉄の踏切。渡ってすぐに複雑な交差点があります。ここで間違えないように、左に曲がれば正解。少し進めば東大路の大きな交差点です。右向かいの角はローソン、そのとなりはトンカツ屋さん。学生にはちょっと高めの値段設定、でもにぎわっています。下の写真は交差点から東に向かっての眺め。
右には本格フレンチの「ベルクール」。いちど入ってみたいな。でも今日は財布と相談してパス。左はお好み焼きの「将月」。ジャンボを注文すれば安くておなかがいっぱいになります。ひとりで全部食べるのはちょっと無理?
田中神社は御蔭通りの守り神。京都にあっては小さな神社。真っ白な孔雀がいます。
田中神社を通り過ぎてクリーニング屋さんの角を北に上がって寄り道。住宅街を進むと学生マンションの駐車場にネコちゃんがいつもいます。呼んでも近づいてきてくれません。次回は猫じゃらし持参で!
そのまま進むと叡山電鉄の踏切、
踏切を渡らず線路に沿って左に折れると右に叡山電鉄の小さな元田中駅です。写真の線路左側に駅が見えています。その左のビル2階にカフェがありました。さっそく入って休憩です。
コーヒーがユニークなので写真に納めました。アートですねぇ。お店の名前は 「カフェ・ウィークエンダーズ Cafe Weekenders」
御蔭通りに戻って再び東に向かいます。ほどなく右手には「月刊京都」の白川書院。
続いて京都大学農学部のキャンパスですが通りからは見えません。左には北白川教会のモダンな建物が見えてきました。そのほぼ道路向かいには京大グラウンドへの入り口が見えます。
北白川教会の前から西を眺めました。道幅は狭いのですが幹線道路です。左右には歩道がきちんとありますので歩くのは安心。
マンションの1階にお菓子屋さん、エキュバランス「equibalance」。パンフレットによると「目で楽しみ、香りを味わい、舌で感じられる。3つの微妙なバランス。」だそうです。(京都市左京区北白川東蔦町28-1)
少し行くと白川疎水です。この疎水、南に辿っていくと哲学の道までつながります。そう、北向きに流れているんです。流れに沿って散策道が作られていて、春は桜の名所となります。
疎水の橋を渡ってすぐ左折するとお気に入りのフレンチレストラン「リーボン」があります。フォーマルな夕食もいいですが、まずはお試しにランチで充分に雰囲気を味わえます。1600円のメニューでもおなかいっぱい。しかも味と盛りつけは本格的。あーおいしかった!
食事レポートはこちら
疎水を南方向に眺めました。右に広がる運動場は「京大グラウンド」。
京大グラウンドです。右の小高い山は五山送り火の大文字山。うっすらと「大」の字がみえますね。グラウンド向こう端の白線は疎水沿い道路のガードレールです。
(寄り道)疎水沿いの道を300mほど南に下ったところに「京都大学人文科学研究所・漢字情報研究センター」の建物があって、現役の図書館として使われています。
北白川通りに近づいてきました。右手に見えるのは「北白川みかげ通り接骨院」。左右の歩道が狭くなりました。
御蔭通をどんどん東に進むと最後は志賀越通(山中越えの道)にぶつかります。どうやらここまでが御蔭通らしい。正面には乗願院。
最近は京都東インター混雑と山科市街の渋滞を避けるための大津インターを降りて山中越えから京都入りすることが多いため、逆コースで走るのですが、車での走行には注意が必要。そう、学生チャリンコが右に左に走っていて、徐行すべし、でした*^_^*。
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