宵山の保昌山と船鉾をまわりました。みぃさんのレポートです。京都駅改札口には32の山鉾の提灯が飾られ、訪れる観光客に宵山を知らせます。
下京区東洞院通松原上ルの「保昌山(ほうしょうやま)」です。かつて「花盗人山(はなぬすびとやま)」と呼ばれました。藤原大納言元方の孫で,武勇和歌に秀でた平井保昌は,和泉式部から,紫宸殿前の紅梅がほしいという難題を出されました。<.P>
苦労して一枝手折ったものの,兵に見つけられ矢を射られた保昌はやっとのことで紅梅を持ち帰り恋を実らせた、といわれています。暗くて見えませんが真っ赤な梅が飾られています。この故事により「縁結び」のお守りを授与しています。
どの山鉾でも幼い子供達は粽やお守りを売る役目。たいへんかわいい声で同様のようなメロディーで訪れる人たちを呼び止めます。宵山では子供達の歌声(?)を聞くのも楽しみのひとつ。
下京区新町通綾小路下ル船鉾町の「船鉾(ふなぼこ)」です。「日本書紀」の神功皇后の新羅出船に由来する鉾で、屋形には神功皇后の人形が祀られています。
子供達が縁起物の「てぬぐい」を売っています。「ふなぼこてぬぐいどぉですか〜〜〜」 もちろん、購入しました。(実は、、、この日のチマキは売り切れ。チマキがあれば「やくよけちまきどぉですか〜〜〜」となります。)
この日に限り、一般の人も鉾の内部を見学できます。
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