2012年の屏風祭をご紹介します。14日当日公開してあったところを可能な限り回りましたが、あいにく14日はまだ公開していないところもありました。
横山商店(西洞院綾小路南西角)
横山商店さんは着物や帯の卸問屋、初めての見学です。お店のご主人が丁寧に説明してくださいました。左の衝立は、着物として染めるのを少し失敗したものですが、廃棄はもったいないので衝立に加工したものだそうです。
五重塔は文字通り象牙の塔。
大谷探検隊が持ち帰った、ミイラに架けられていた布を復元したものだそうです。
右の婚礼の着物、源平合戦が描かれています。着物は美術品として飾ることが出来るのがすごい。
青木家(綾小路通西洞院西入南側)
屏風が中心の展示です。説明はありませんでしたので写真のみ。
森井家(仏光寺通西洞院通東入南側)
個人宅で所蔵する古い長刀鉾の模型です。江戸時代以前のものでしょう。
音頭取りの頭はちょんまげですから古いものですね。
風情ある屏風もあって、、、。
福寿園(富小路通四条通南西角)
お茶の福寿園です。屏風祭ではないですが今年は特別なしつらえ。なにしろお稚児さんに選ばれました。「稚児家」です。やあ、めでたい、めでたい。
特別な提灯と、そして垂れ幕も。入り口には案内の方がご祝儀のお客様をお迎えします。ひっきりなしに表敬訪問のお客様が。地下と1Fのみは営業中とありますが、店内を見るといつもの茶舗の雰囲気はありません。来訪者の受付が設置されています。
店頭に飾られた長刀鉾の古い模型。
市原亀之助商店(室町通仏光寺通下ル東側)
展示品に関して説明はありませんが、格子窓から中を覗く、これぞ屏風祭という光景。
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