「2014年 祇園祭 あばれ観音」

ABARE-KANNON, Gion Festival 2014, Kyoto
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 祇園祭(ぎおんまつり)あばれ観音(あばれかんのん) 宵山の深夜、南観音山において行われる行事。ご神体の観音を白布でグルグル巻きにし、神輿のように台座に乗せて新町通、会所の付近を激しく練る。「北観音山の観音様への恋心を冷めさせる」「明日の巡行時、おとなしく座っていてもらうため前夜に暴れさせる」などの由来が伝わる。


「あばれ観音」は、南観音山のみで宵山の深夜に行われる奇祭です。事前情報では「12時頃」としか書かれてなかったので、少し早めに会所にやってきたところ、南観音山の周囲はすでに観衆で埋まっていました。11時10分です。

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開始の時刻は決まっているわけではないので、ひたすら待ちます。あ、どうやら始まりそうです。11時20分。

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山のほうがざわめきました。始まったようです。危険だから後ろに下がって、と先導役の人から指示がありましたが、皆さん間近で見たいためかジリジリと空間が狭まっていきます。

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やってきました!

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すごい勢いで目の前を駆け抜けて行きました。シャッターを押せるのはせいぜい1回。(連続撮影モードにしておけばよかった、と後から気づきました。)

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北観音山のあたりまで行って、Uターンして戻ってきました。3往復するんだそうです。

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駆け抜けていった後ろ姿。

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「また、やって来た!」 みなさん、執念の撮影ですね。ほぼ全員カメラを構えている。

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目の前を通り過ぎる瞬間は、こんなにぶれてしまいます。まあ、激しい動きが表現できているといえばできているんですがね。

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これでもまともに写ったほうの写真です。観音様は完全に布で覆われています。

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ちなみに、グルグルまきの中には、この観音様が。以前撮影した写真です。

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3往復目の通過です。最後ですので、すこしゆっくりになりました。これで観音様も気が落ち着いて、あすの巡行時はおとなしく山の上に鎮座してくれることと思います。

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