「2014年 祇園祭 花傘巡行」

HANAGASA-JUNKO, Gion Festival 2014, Kyoto
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 祇園祭(ぎおんまつり)花傘巡行(はながさじゅんこう) かつて、7月17日と24日の2回に分けて行われていた山鉾巡行が1966年から17日のみとなった。これを受け、24日の祭事として「花傘巡行」が始まった。八坂神社をスタートし御旅所と市役所を経由して八坂神社に戻る。巡行列には子供神輿、武者、芸舞妓さんの引き車、白鷺の踊り列など総勢1,000人近く。花傘巡行は山鉾巡行の原始的な形をあらわしているという。


2014年から後祭りが復活し、7月24日は、山鉾巡行、花傘巡行、還幸祭、と祭事好きにはたまらない一日となりました。2014年の花傘巡行を写真とともにレポートします。なお、撮影した写真は膨大ですし、巡行列のすべてを掲載するわけには行きませんので、厳選した名ショットをご紹介しますね。

花傘巡行は10時に八坂神社を出発、四条通を西進し、寺町通(新京極)を北進。御池通に出て市役所前を通り、次に河原町通りを南進。四条通にぶつかると左に曲がり、鴨川をわたって八坂神社の戻る、という巡行ルートです。巡行中は車両の通行が規制され、警察のみなさんが手際よく交通整理をされます。

さて最初の写真は、四条河原町の交差点を左折し、四条通に入ってきた花傘巡行の先頭です。撮影ポイントは四条大橋の上。この写真は望遠で撮影。向こうに見えているのは後祭山鉾巡行のトリを務める大船鉾の後ろ姿です。河原町通にいれば両方同時に見れるんですね。

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四条大橋までやってきました、花傘巡行の先頭です。

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智童心太鼓のみなさん。後姿ですが。

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「子供みこし」、四条大橋の上で水分補給です。

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「神饌(しんせん)行列」

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「祇園獅子舞研究会」による獅子舞。歩道で見物中の観客の頭をガブリ、獅子にかまれた人には運が巡ってきます。

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「八坂神社祇園太鼓」のみなさん。

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「馬長(うまおさ)稚児」です。馬に乗るお子さん一人ひとりに親御さんが付き添い。

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これが花傘です。

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京都織物卸商業組合「花傘娘」のご一行。みなさん、暑いのに。にこやかですねぇ。

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「織商鉾」です。

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ズームします。乗っている4名は「2014 京都・ミスきもの」の面々。

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「宮川町お茶屋組合花傘」、宮川町の芸姑・舞妓のみなさん。

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ズームです。異次元の美しさですね。髪が気になる左は芸姑さん、右は舞妓さん。髪型の違いで。

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「祇園甲部お茶屋組合花傘」

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「さぎ踊」の子供たち。羽が閉じています。

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四条大橋を渡りきるあたりで「さぎ」の背中の羽が開きました。あとに続くのは「万燈踊」の列です。右方に見える建物は南座、ここは四条大橋、終着地の八坂神社までもう少しです。12時を少し回ったところ。八坂神社について、皆さん、踊りを奉納されます。

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「万燈踊」の女の子たち、水分補給中です。この日は猛烈な暑さでしたからね。

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最後尾は山鉾巡行と同じくパトカー。みなさんお疲れ様でした。

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