祇園祭 2019
花傘巡行 その7「八坂神社清々講社と八坂神社婦人会」HANAGASA JUNKOU, Gion Festival 2019, Kyoto
|
7月24日、祇園祭の後祭・山鉾巡行に先立ち「花傘巡行」が行われます。昭和41年に後祭が前祭と合併した際に後祭りを補う形で始まったのがそもそもの始まりですが、後祭が復活した現在も引き続き行われています。花傘は山鉾の古い形で、疫病を退散させる目的で始まりました。今回はくじ改めが行われる御旅所の付近で見学し、多数撮影しましたので詳しくご紹介します。
「八坂神社清々講社」
「清々講社」のみなさんの列です。清々講社は八坂神社の氏子組織。八坂神社の氏子全域にわたる旧25学区からなる町衆組織です。山鉾巡行を始め祇園祭における催事の実行を取りまとめているのが清々講社です。
当初は秀吉が定めた「寄町制度」によって御霊会は経済的に支えられていました。しかし、明治になってこの組織は廃止され、祭りは経済的に窮地に陥りました。そこで立ち上げられたのが「清々講社」です。様々な活動によって経済的に苦しい山鉾町を救っていったのです。
祇園祭は、清々講社のみなさんによる様々な支援や奉仕活動によって支えられているのです。
「八坂神社婦人会」
清々講社に続き、婦人会の皆さんの列です。
日傘をさしての巡行です。ほかにコメントなし。。
Ads by Google
|
関連コンテンツ