祇園祭 2019
花傘巡行 その11「先斗町 - 歌舞伎踊」HANAGASA JUNKOU, Gion Festival 2019, Kyoto
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7月24日、祇園祭の後祭・山鉾巡行に先立ち「花傘巡行」が行われます。昭和41年に後祭が前祭と合併した際に後祭りを補う形で始まったのがそもそもの始まりですが、後祭が復活した現在も引き続き行われています。花傘は山鉾の古い形で、疫病を退散させる目的で始まりました。今回はくじ改めが行われる御旅所の付近で見学し、多数撮影しましたので詳しくご紹介します。
「先斗町 - 歌舞伎踊」
華やかな芸舞妓さんの曳車です。2019年は祇園祭創始1,150年にあたる事から祇園の4花街がすべて参加して行われました。八坂神社の帰着後、花街ごとに異なる衣装で異なる踊りを奉納します。
祇園東に続き、先斗町です。
先斗町の踊りのテーマは歌舞伎踊。歌舞伎とはいえ、現代の歌舞伎ではなく出雲阿国が出雲大社の勧進踊りを始めた頃のもの。歌舞伎の原点です。衣装は紅白あざやかな巫女さんスタイルです。
祇園さんの舞殿で、白扇を両手に持って8人で舞う歌舞伎踊りは、それはもう華やかで美しいそうです。私はまだ見たことがありません。曳き車には先斗町の歌舞伎踊チーム8名が搭乗しています。前列から、市笑さんと市楽さん。2列目はもみ幸さん、光菜さん、市福さん。3列目は市乃さん、千鶴さん、もみ福さん。
芸姑さん舞妓さんのお化粧はふだんのお仕事のものとは少し違うようです。おすまし顔のもみ幸さん。
左 市乃さん、中 千鶴さん、右 もみ福さん。
かなり緊張のご様子。いくら人前でのお仕事に慣れている芸姑さんとはいえ緊張するのでしょうね。と、これは勝手な想像でした。市楽さん。
左から右、順に。もみ幸さん、市乃さん、光菜さん、市楽さん、市福さん。
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