祇園祭「役行者山」ENNOGYOJA-YAMA, Gion Festival, Kyoto
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祇園祭(ぎおんまつり)役行者山(えんのぎょうじゃやま)。修験道の創始者である小角(おづぬ)が一言主神を使って葛城と大峰の間に石橋をかけたという伝説がテーマ。ご神体は役行者・小角と一言主神に加え葛城女神の三体。 |
「山建て」
役行者山の会所は、室町通姉小路通下ル東側です。会所前で山建てが行われています。骨組みは組み上がり懸装品を取り付けているところ。
「会所」
役行者山の会所は、室町通姉小路通下ル東側です。写真は南から北に向かって眺めています。「小さな結婚式」という結構式プランナー(左手)の向いです。
狭い通路の奥が会所です。
会所はかなり広々としていました。また前掛、胴掛などのタペストリーも見やすく展示されています。
役行者山は、舁き山としてはかなり大きめ。したがってタペストリーも大きいのです。
蔵(?)の中に祀られている三体のご神体。中央が役行者・小角、左は一言主神(ひとことぬしのかみ)赤熊をかぶっています。右は葛城神(かつらぎのかみ)、女神さま。
「宵山・護摩炊き」
宵山の日、ここ役行者の会所前で「護摩炊き」が実施されます。見物人多数でごった返しますが見応えはあります。聖護院の山伏さんが演じます。六角堂を出発し、途中の各山鉾会所に立ち寄ってお経を唱えつつ、法螺貝を吹き鳴らして隊列が到着です。(最も暑い時間帯に行われますので見学する際は熱射病に注意しましょう。)
最初に「山伏問答」が行われましたがよく聞き取れませんでした。
次に、四方に向かってお清めの矢を放ちます。市街地なので本気で矢を射るわけではありません。矢は1mくらいしか飛ばさず見物人の失笑をかっていました。最後の1回だけは本気で射ていましたけどね。
最後に護摩炊き。これが熱いのです。また風下にいたら煙でいぶし出され燻製になりそう(笑い)。
「山鉾巡行」
ここからの写真は翌日、山鉾巡行の勇姿です。
ご神体は3体ありますので赤い傘は2つ。
山鉾巡行は道路南側で見学すると顔に日が当たらず暑くなくて良いのですが、ご神体のお顔が見えません(泣)。
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