祇園祭「布袋山」会所Hotei-yama, Gion Festival, Kyoto
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祇園祭(ぎおんまつり)布袋山(ほていやま) 現在、休み山。ご神体は布袋像。1788年(天明8年)の大火で消失した記録が残る。2004年よりマンションの1階ウィンドー内でご神体を展示する「飾り山」として復活。布袋様のご利益は安産です。 |
烏丸通からは蛸薬師通を西に入ります。橋弁慶山の会所を通りすぎて室町通を超えると、道路右手の「エステムプラザビル京都四条烏丸」の玄関左側、ガラスのショーウィンドウのなかに布袋様がおわします。布袋山の会所です。山の巡行を行わない「居祭」です。
宵山になれば他の山鉾の会所と同様にチマキが販売されます。小規模ですが。
ショーウィンドウは縦1.5m、横1mほど。布袋様が祀られた図示や駒札が収められています。
布袋様のご利益は安産です。宵山の期間中、安産守りが授与されます。お守りの中に収められている御札の版木は1825年(文政六年)の作だそうです。なお、布袋山の場所は戦国時代に南蛮寺が建造された場所で、狩野元秀の「京名勝図」に描かれています。
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