祇園祭「黒主山」会所KURONUSHI-YAMA, Gion Festival, Kyoto
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祇園祭(ぎおんまつり)黒主山(くろぬしやま)。平安時代の六歌仙の一人、大伴黒主(志賀明神)が志賀の桜を仰ぎ見る姿がテーマ。謡曲「志賀」にちなんでいる。ご神体はフランス革命と同じ年、1789年の作。 |
黒主山の会所は、室町通、六角通上ル東側、ビルの1階です。
「黒主」という名前の「黒」にちなみ、山も浴衣も様々な授与品も「黒」を基調にデザインされています。
ご会所に祀られている大伴黒主、生前の姿ではなく霊(志賀明神)として現れたときの姿だそうです。上を見上げていますね。
これは満開の桜を見上げているのです。
ここからの写真は山鉾巡行中のもの。桜が満開ですね。赤い傘の下、暗くてちょっと見にくいですが、ご神体は桜を見上げています。
胴懸は草花胡蝶文様のタペストリー、またその上の水引は雲龍文様の繻珍(しゅちん、語源はポルトガル語、多色の絹織物、シチン setim)です。舁き手の傘も黒ですねぇ。
見送は新たに新調された牡丹鳳凰文様。黒主山は2014年から後祭りに参加します。
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