祇園祭「孟宗山」会所

MOSO-YAMA, Gion Festival, Kyoto
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 祇園祭(ぎおんまつり)孟宗山(もうそうやま)。病気の母のために真冬の雪の中、タケノコを探し、ついに掘り当てた孟宗。中国の史話二十四孝のひとつがテーマ。ご神体は右手に雪をかぶったタケノコ、左手に鍬を持つ。町名の「箏町」(たかんなちょう)はタケノコの意味。
 会所 京都市中京区烏丸通四条通上ル箏町 map

孟宗山の会所は烏丸通に面しています。四条烏丸交差点西側上ル。ビルとビルの谷間、今西電気商会の左側が入口です。

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四条烏丸交差点に近く、かなり目立つ存在ですが、人の流れはもっと巨大な函谷鉾や長刀鉾の方に行ってしまいます。ですので大変混み合う宵山の夜でも比較的ゆっくり見学できます。

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では会所に入ってみましょう。ビルの谷間を奥に入っていくと会所や地蔵堂があります。ふだん烏丸通を歩いていてビルの奥にこんな場所があるなんて想像できません。京都ならではですね。

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会所の前は狭く賑わっていました。前掛、胴掛、懸装品などが飾られています。

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こちらはご神体。

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会所前の竹、もちろん孟宗竹? いや違いました。

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これは山鉾巡行時の姿。胴掛は平山郁夫原画によるつづれ織です。

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孟宗のかぶる編み傘、右手に持つタケノコ、そして松の木に白いものが見えますね。これは雪を表しています。さて、見事タケノコを掘り当てた孟宗は、病気の母親にそれを食べさせたところ、無事元気を取り戻したそうです。

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