祇園祭「八坂神社 御旅所」

OTABISHO, Gion Festival, Kyoto JAPAN
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祇園祭(ぎおんまつり)。八坂神社の祭り、7月1日から1ヶ月かけて行われる。京都三大祭りのひとつ、あるいは日本三大祭りのひとつ。平安初期、京都に蔓延した疫病を鎮めるため、卜部日良麿が当時の国の数である66本の矛と神輿3基により牛頭天王を祀って御霊会を行ったのがその起源といわれる。970年から毎年行われ、途中の中断もあるが現在まで続いている。

八坂神社御旅所は京都の目抜き通り「四条通」の南側、新京極入口の道路向かいあたりです。広い横断歩道を渡ったところに「冠者殿社」、その左に京都土産処「Otabi Kyoto おたびきょうと」。(以前は「四条センター」という名前で営業していました。)

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察しの良い方は「Otabi」の名前から御旅所と関わりがあるのでは、と思うかもしれません。そう、ここは祇園祭の期間の約2週間、八坂神社御旅所になるのです。その間、店舗はお休みです。

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御旅所に祀られているのは三基の神輿。左から西御座、中御座、東御座です。これらのお神輿はいつもここにあるわけではなく、前祭の巡行が終わったあとに行われる「神幸祭」によってこちらに運ばれてきます。祇園祭における最も重要な神事です。

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7月17日18時頃、八坂神社の舞殿に安置されていた三基の神輿はいよいよ御旅所に向けて出発です。この神事を「神幸祭・神輿渡御」とよびます。最大の見所は八坂神社の石段下、白装束の1,000人に及ぶ氏子によって担がれた三基の神輿の勇壮な「差し上げ」です。その後、氏子町内を巡ったあと、こちらに安置されるのです。

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その後、後祭の24日まで御旅所に安置されます。そして24日の夕刻、八坂神社に戻る神事が「還幸祭」です。

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中御座です。スサノヲノミコト(牛頭天王)が祀られています。屋根の上に鳳凰をいただく六角形の神輿です。

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東御座です。クシイナダヒメノミコトを祀ります。屋根の上に擬宝珠をいただく四角形の神輿です。

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西御座です。ヤハシラノミコガミを祀ります。屋根の上に鳳凰をいただく八角形の神輿です。いずれも重量は2トンから3トンだとか。

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