祇園祭「鈴鹿山」会所SUZUKA-YAMA, Gion Festival, Kyoto
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祇園祭(ぎおんまつり)鈴鹿山(すずかやま)。伊勢国鈴鹿山の峠に出没する鬼を退治した鈴鹿権現がご神体。鈴鹿山のお守りは盗難除けのご利益あり。権現は瀬織津姫命の女神、大ナギナタを手に持つ。 |
鈴鹿山の会所は、烏丸御池の交差点を南に1ブロック下がって、姉小路通に西入ルの角です。ビルとビルの谷間にある小さな和風の建物。新風館のちょうど道路向かいですね。
狭い通路を奥に入って行くと会所です。
山が置いてあるところのビルには「荒木装束店」がディスプレーに飾り物がありました。これも屏風祭のひとつですね。
さて、会所内はチマキや手ぬぐいなどを授与する席の左側が飾り場になっていました。
ご神体です。いまは暖簾の後ろ。今年の山鉾巡行の晴れ舞台ももうすぐです。
山鉾巡行時の姿です。前懸はラクダをモチーフにしたシルクロードの綴織「黄砂の道」。鈴鹿はかつて交易の町として栄えたことにちなんで選ばれたそうです。
ご神体は左手に大なぎなた、右手に扇、頭に烏帽子をかぶります。
今井俊満の下絵による胴掛「紅葉図」はまぶしい。
見送はタペストリー「ハワイの蘭花図」です。
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