祇園祭の山鉾は、山建て(鉾建て)以降より巡行が終了するまでの期間を除き、分解されて各山鉾町にある倉庫に保管されます。しかし、様々な事情で町内に倉庫を持てない場合、山鉾は「山鉾館」の館内に保管されるのです。山鉾館は八坂神社と円山公園の連絡通路沿いにあります。写真は八坂神社側から東山方向を眺めたところ。この通路の右側、木に覆われた中にあります。
山鉾館は鉄筋コンクリート造り、各山鉾毎に独立した入口が設けてあります。現在、この収蔵庫を利用している山鉾町は以下の10箇所です。木賊山、芦刈山、伯牙山、郭巨山、油天神山、太子山、浄妙山、黒主山、孟宗山、岩戸山。
駒札がありました。この山鉾館が創設された由来が記されています。1968年に建造されたそうです。
東からの眺めです。「蔵」をイメージさせるデザインですね。
こちらは収蔵庫ですので一般公開はされていません。
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