「永観堂の紅葉ライトアップ」拝観ガイドAutumn Leaves of EIKANDO Temple, Kyoto JAPAN
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永観堂(えいかんどう)、正式な寺名は禅林寺(ぜんりんじ)。浄土宗西山禅林寺派総本山、本尊は阿弥陀如来。853年、空海の高弟である真紹が創建。本尊の阿弥陀如来像は顔を左に向け、「見返り阿弥陀」として有名、また秋の紅葉の名所。 |
秋の紅葉シーズン、やはり京都の紅葉は格別ですね。特にライトアップされた紅葉は赤みが強調されて更に美しく輝きます。紅葉の名所と称される場所はたくさんありますが、なかでも永観堂は京都でも一二を争う人気スポットです。人気があるということは多くの観光客が集まるということ、その分混み合います。(写真は2017年11月20日に撮影したものです)
ライトアップの拝観は17時30分より始まります。この写真の時刻は拝観が始まったばかりの17時30分すぎです。暗くてよくわからないかもしれませんが、山門から拝観受付までの参道は人で埋まっています。訪問した日は月曜日の平日でしたが、それでもこの多さ。入門街の人の列は駐車場の中まで延々とつながっていました。
待ち時間は40分ほどでした。土日だったらこの行列はもっと長いはず。ただ、開門時間の前後は最も入場待ちの列が長くなる時間帯です。この日は時間がなかったので列に並ぶのを諦め次の目的地に向かいました。これでは「永観堂紅葉ライトアップ 拝観ガイド」になっていません。「羊頭狗肉」とはこういうことですね。
それにしても境内は一面の紅葉、人気No.1の所以です。昼間に比べて夜間の拝観エリアは照明の関係で限られます。そのぶん特定のスポット(たとえば放生池の前など)に人が集まりかなりごった返します。
さて反省の意を込めて拝観ガイドです。結論として、永観堂の夜間紅葉見物はできるだけ平日に、それが無理であれば遅い時間、たとえば7時半以降、に入門すると大混雑が避けられます。(最終閉門は21:00です)永観堂の紅葉は長い年月をかけて育てられ形作られた庭園日ですので混雑していても見る価値は充分あります。以前の永観堂紅葉レポートはこちら。昼の部、夜の部
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