詩仙堂から曼殊院にかけて、五月は青もみじのメッカです。新緑を求めて多くの観光客が訪れるところですが、我が家はプラスアルファでちょっと変わった楽しみがあるのです。曼殊院の門前に「曼殊院天満宮」があって、周りを囲む池には多くのコイが棲んでおり、池の畔でコイ用の餌も販売しています。
我が家の楽しみはコイたちへのエサやり、いや、カメたちへのエサやりです。秋から冬にかけてはコイもカメも冬眠に入るためお目にかかることができませんが、春になるといっせいに泳ぎだし、観光客の目を楽しめます。
コイに比べるとカメの手足は小さく泳ぐ速さは格段の差。カメに向かって餌をやっても、ものすごい勢いでコイが泳いできて、大きな口をあけて水ごと飲み込んでしまいます。カメさん、かわいそう。
橋の土台の上にいる小さなカメさん、素晴らしいアイデアを思いつきました。
「おーい、みんな、こっちに登っておいで。この上だったらコイに負けないよ!」
他のカメたちがコンクリートの土台に登るのを手伝います。
「みんな、がんばれ!」
このあと、数匹のカメさんは土台の上で餌を待っていました。私たちは橋の上から土台めがけて餌をまきます。しかし、、、硬い餌はコンクリートに当たるとはずんでしまい、結局、餌はほとんど池に落ちてしまいました。
来年はカメさんたちにもっと有効なエサやり方法を考えて臨むことにします。
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「曼珠院」 これまでの訪問レポート
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