「積善院凖提堂」

2019年2月2日 撮影
Shakuzen-in, Junteido , Kyoto - February 2, 2019
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積善院・凖提堂(しゃくぜんいん、じゅんていどう)、聖護院の塔頭。鎌倉時代1200年頃の創建。江戸時代建立の凖提堂と合併され積善院凖提堂となった。五大力尊で有名。2月23日には五大力尊法要が盛大に行われる。境内には「人喰い地蔵」や、聖護院の森で心中した「お俊・伝兵衛の供養塔」がある。
 ・京都市左京区聖護院中町14
 ・075-761-0541
 ・市バス「熊野神社前」下車、東へ徒歩5分
 ・境内自由
 ・駐車場 なし

積善院・凖提堂(通称・五大力さん)は聖護院門跡の塔頭です。聖護院の境内の東側に隣接しています。門は春日北通りに面しています。聖護院の塔頭、積善院は別の場所にあったのですが、もともとこの地にあった准胝堂と大正時代に合併し、ここに移転してきました。

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お寺としては少し形の変わった門ですね。

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門を入って右手は寺務所、左手前は参拝者休憩所(もとは拝殿だったのでしょうか)、その奥が積善院の本堂です。

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こちらが本堂、観光寺院ではありませんが参拝者が絶えません。五大力尊法要(2月23日)が近いからでしょうか。法要の日には通常公開されない秘仏「五大力菩薩」が公開され拝むことができます。

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本堂の左側にある小さな建物は積善院の旧本堂です。

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本堂の脇を奥に進むと開けたところにいろいろ並んでいます。あ、「人食い地蔵」の祠がなくなっている!! 以前は3つの祠が並んでいたのですが、今は一つしかありません。台風によって吹き飛ばされてしまったのでしょう。こんなところにも台風の爪痕が残っているなんて。(祠が壊れる前の「人食い地蔵」の写真と由来はこちら)

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また一番奥の壁にブルーシートがかけられていますが、これも昨秋の台風による被害でしょうか。

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こちらは「お俊・伝兵衛恋情塚」の供養塔です。江戸時代中期、呉服商井筒屋「伝兵衛」と近江屋金七の抱え遊女「お俊」が実らぬ恋仲になり、かつてあった聖護院の森で心中したという。近松門左衛門の浄瑠璃にもなっているお話です。

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境内で見つけた猫さんの置物。

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こちらにもおねんね猫さん。

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節分の前日に訪問したところ聖護院から鬼がやって来ていました。要望に応じていろいろポーズをとってくれました。

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