「絶景の富士見台高原トレッキング」 その1

2020年9月21日 撮影
FUJIMIDAI Kogen, Nagano, Japan - Sep.21, 2020
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富士見台高原(ふじみだいこうげん)は中央アルプスの南端に位置し、低山にもかかわらず森林限界を超え、広大な笹原からは南、北、中央アルプスなどの大パノラマが楽しめる。標高最高地点は山伏山 1,739m。

行程

主な目的地 富士見台高原、ヘブンスそのはら
日程 2020年9月21日
メンバー Zaucat, Yoshicat






「絶景の富士見台高原トレッキング」 その1 写真集

念願の富士見台高原トレッキングです。ヘブンスそのはらスキー場展望台から出発。往路はパノラマコース、千両山を経由して神坂峠へ。萬岳荘で小休止ののち、展望抜群の笹原トレッキングコースを一路、富士見台へ。下山は神坂峠から展望台まで林道を歩きます。


<ロープウェイ、リフトで山上へ>

4連休の中日で、かつ天候に恵まれましたので、往路の中央高速は行楽の車でかなり混雑。それでもほぼ予定通りの時刻に「ヘブンスそのはら・富士見台高原ロープウェイ」駐車場に到着です。

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コロナ対策として入場ゲートが設置されており、検温と消毒を済ませて山麓駅でチケットを購入。ロープウェイには待つことなく乗れました。ゴンドラから見下ろすと、、第一駐車場は半分ほどしか埋まってません。混んでなくてよかった。

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標高1,400mの山上駅へ! 距離は2,549m、標高差610mを約15分で登ります。今年3月、スキーで訪問して以来の乗車です。

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東を眺めると南アルプスの3,000m峰はすべて見えています。左から、北岳、間ノ岳、農鳥岳、、塩見岳、、荒川岳、、赤石岳、、。

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こちらは中央アルプス。木曽駒ケ岳は雲の中。

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山頂駅に到着。目にも鮮やかな青空!

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「天空の楽園」と名付けられ、夜は「ナイトツアー」が実施され、星空観察で人気のスポットです。

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ペアリフトでセンターハウスのある広場へ移動します。リフトの下は色鮮やかなお花畑。

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センターハウス(左)にはレストランがあり、下山後、食事に立ち寄る予定です。これまで何度かスキーシーズンに訪れていますが、雪のない季節は初めて。青空のもと、グリーンが鮮やかですね。

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同じポイントからの冬景色、今年3月15日に撮影しました、雪もいいけど緑もいい。

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まずは上へ、上へ、進みます。「展望台リフト」で1,600mまで登ります。

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<ヘブンスそのはら展望台>

展望台リフトを降りて階段を上がったところが「展望台」、標高は1,602mです。

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ウッドデッキの展望台には多くの観光客、すばらしい景色を楽しんでいます。ワンちゃんもいる! ここヘブンスそのはらはワンちゃんもロープウェイに乗ることができ(乗車券は¥500)、犬連れのファミリーをたくさん見かけました。

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南アルプスの主峰がすべて見渡せます!

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<パノラマコース>

いよいよトレッキングを開始します。展望台から萬岳荘まで車道を歩けば50分ほどですが、今回は「富士見台+園原の里エコトレッキング」パンフレットに紹介されていた「パノラマコース」が見晴らしが良いそうなので、少し遠回りですが途中からパノラマコースに入ります。

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今回歩くコースの詳細です。「ヘブンスそのはら展望台」を出発し、青い線に沿って進みます。AからBまでは赤い線(パノラマコース)を進み、Bからは萬岳荘を経由して富士見台を往復。帰路はBからAまで青い線(林道)を進み、「ヘブンスそのはら展望台」に戻ります。(YAMAKEI ONLINEに掲載されたコースマップを引用し、加工しました。)

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最初は車道を歩きます。途中、マイクロバスに抜かれます。このバスは展望台と萬岳荘を結んでいて、1時間に1便運行されています。「バスに乗るなんて、軟弱者め。」と思いながらバスに道を譲ります。(下山時、この考え方は誤りであったことを、痛いほど思い知らされるのです。とほほ。)

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歩き始めて30分弱で展望の良い場所に出ました。

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南アルプスの素晴らしい眺めです。近づく台風の影響か、東の空は高い雲に覆われていますが。

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中央は荒川三山、右は赤石岳です。ふもとの街は飯田市かな?

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少し進んだところに「パノラマコース」の入り口がありました。笹が茂っていますね。少し不安。先行する黄色い帽子の2名。この先の行程で大いに助けられました。

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背丈の高い笹です。最初は路面も見えていたのですが、、、

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ありゃりゃ、足下が見えなくなっちゃった(汗)。笹が背丈以上の高さになるし、、、 これぞ「やぶこぎ」

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明るいところに出ると笹の背丈が低くなりました。でもルートは笹に覆われ完全に見えなくなってしまいました。前を行く黄色い帽子のおふたりを追いかけます。もし先行者がいなければルートがまったくわからなくなるところでした。

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笹をかき分け進む筆者。「どこを歩けばいいんだ!」

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左には恵那山の勇姿。「神坂峠登山ルート」の尾根が恵那山まで伸びています。恵那山登山コースの中では、なかなかヘビーなコースのようです。

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樹林の中に入ったところで笹原が消えました。やれやれ。

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稜線に出て歩きやすくなりました。杭に結ばれた赤いリボンが道標になっていますが、先程のヤブコギ地帯は笹が伸びて、杭よりも高くなったのでしょう。今年はコロナのため歩く人がほとんどなく、笹が伸び放題になったものと思われます。

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途中の開けたところから目指す方角を望みました。神坂山です。笹で覆われていますね。これぞ富士見台高原!

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<千両山>

千両山の山頂を示す道標が見えてきました。パノラマコースの最高地点であり、恵那山への分岐点でもあります。

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千両山山頂です。右に進めば恵那山。それほど疲れていないので休憩を取らず、そのまま通過します。

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神坂峠に向けて下ります。

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下りの途中、右下に見える林道。神坂峠駐車場を溢れた車がたくさん路駐しています。

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<神坂峠、萬岳荘>

神坂峠まで降りてきました。標高は1,569m、今回のルート中、標高は最低地点です。ここは恵那山登山口(神坂峠ルート)でもあります。

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峠の駐車場にはたくさんの車、車、車、、。連休でどっと繰り出した行楽客ですね。この人達が富士見台に登っているのかなぁ。人混みが心配(汗)。

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萬岳荘に向かいます。前を歩く人がサンダル履きなのがなんとも、、、(汗)。

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峠から10分ほどで萬岳荘に着きました。立派な建物ですね。この山小屋には電気が引かれておらず(あえて電力を引いていない?)ランプの山小屋、素泊まりのみで食事の提供はありません。宿泊予約者は山荘の前に駐車することができます。

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