「八方池トレッキング」

2015年8月2日 撮影
Trekking to HAPPO-IKE Pond, Japan North Alps - August 2, 2015
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八方池(はっぽういけ)は標高2,060mにある小さな雲上の池、白馬三山の絶景が楽しめる。八方尾根から唐松岳への登頂ルート途中にあり、ゴンドラやリフトを利用すれば比較的楽に登ることができる。

リゾート・白馬村から八方尾根、八方池へのトレッキングをご紹介します。白馬・八方尾根といえばスキーのメッカ、長野オリンピックの会場にもなりましたが、夏場は避暑としてのリゾート地、あるいは後立山への登山口でもあります。まずはゴンドラ「アダム」で兎平(うさぎだいら)1,400m までひとっ飛び。

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ゴンドラを降りて、広々とした尾根をリフトを2つ乗り継ぎます。このあたり、冬になれば一面の銀世界、広々とした八方尾根スキー場「黒菱」ゲレンデです。

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2つ目のリフトを降りると、そこは「八方池山荘」です。標高 1,830m。

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冬になればこのようになります。1983年にスキーに出かけた時の、想い出の写真です。後ろは八方池山荘。木が一本もなくて全方角がゲレンデです。だから「八方」尾根。爽快な滑りが楽しめます。

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山荘の裏手は絶景ポイント。多くのトレッカーが白馬三山の眺めを楽しんでいます。

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ズームしました。左のピークが白馬岳。

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さあ、ここから登りです

八方池に向けての登りがここから始まります。一般登山路に加え、写真のような木道も並行して設置されています。歩きやすさは圧倒的に木道のほうが上ですのでこちらを選びました。

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振り返って、登ってきた道を撮影。ふもとは白馬村です。

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しばらく登るとかなたに「不帰嶮(かえらずのけん)」が見えてきました。

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唐松岳から白馬岳へ向かうには不帰嶮を通らなければなりませんが、たいへんな難所、上級者コースです。

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この写真は若いころ(1984年)、不帰嶮を縦走した時のもの。絶壁に近い上り下りで、たいへん怖かったです。この写真は難所を過ぎたところでの撮影。怖い場所ではとてもカメラを構える余裕はありません。

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不帰嶮も眺めるだけだったらすばらしい絶景。八方尾根の登りの魅力はこれですね。左手に五竜岳、鹿島槍、正面に唐松岳から不帰嶮、右手には白馬三山。遮るものが何もなく、これらを眺めながらの登山です。

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さらに進むと八方池が見えてきました。残念ながら雲が湧いてきて、山の上部はガスに覆われてきました。

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八方池には新しく設置された木道を降りていきます。

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八方池、ここは登山者の憩いの場、絶景を眺めながら汗を拭います。あるいはお弁当を広げます。

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池の対岸から。これが絶景なんですよ。残念ながら上部に雲がかかっていますが。

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八方池のお花畑です。さまざまな高山植物が色鮮やか。

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さあ、下山です。下りは楽ちん、登りの半分ほどの時間、45分ほど。登山路の途中に見える建物はチップ制トイレ。しっかり管理されたきれいな水洗トイレです。同じタイプのトイレが八方池山荘の横にもありました。

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途中にあった雪渓。涼しい!

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リフトを降りたところにあったカフェ、見晴らしの良いデッキでランチしました。

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何年ぶりかの家族そろってのトレッキングでした。しばらくこないうちに山の整備は進んでいて、たいへん快適に歩くことが出来ました。残念ながら八方池からの眺めは雲に邪魔されましたが。あと1時間早起きして宿を出発していれば見ることが出来たのに^^; 以前に家族で登った 「八方池、唐松岳、登山記」 も御覧ください。

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