石割山(いしわりやま)、丹沢山地に含まれる道志山塊の山の一つ。山中湖を挟んで富士山と対峙する。山梨百名山の一つ。 |
行程 - Itinerary
|
写真集 その1 - Photo Album
夏の石割山に登りました。冬の登山だった前回は富士山の眺望がすばらしかったのですが、今日は曇りがちの天候、どれくらい見えるかな。石割山から足を伸ばして大平山まで縦走します。(ヒデ君レポートです。zaucats代筆。)
<登山開始>
石割神社の表参道入口前にある無料駐車場から小さな橋を渡ったところにある赤い鳥居が表参道入り口。そして石割山登山のスタートポイントです。
いきなり403段の階段からスタートです。ステップが広めで緩やか? いえいえ、これが歩幅よりも微妙に広くてあるきにくいのです(汗)。
「階段は続くよ、どこまでも、、、」
長い長い階段が終わって「休憩したいな」と思う場所に「休憩所」がありました。温かい気配りですね(汗)。
さぁ、ここから本格登山です。最初は緩やかな林間のルート。
少し歩いたところで「堰堤」がありました。水は流れてはいません。砂防ダムですね。
<石割神社>
歩き始めて30分弱で石割神社に到着。石割山の山頂に近い8合目の高所に位置します。開運と厄除けのご利益があります。
「石割」という呼び名のもととなったモニュメントがこちらにあります。
これです。割れた岩。そして石割神社の御神体です。
割れた岩の間を通り抜けることができます。巨漢でなければ。3回通り抜ければご利益があります。なお、悪いことをした人が通り抜けようとすると、岩が閉じて通れなくなるそうです。
<石割山へ>
石割山山頂へ向かいます。引き続き歩きやすい道。
ほどなく山頂に到着! 正面に富士山が。
ふもと、左下には山中湖が見えます。夏場はかすんでいます。この季節は仕方ないですね。
富士山!
<石割山山頂付近の花など>
石割山の山頂前後で見つけた花や虫など。これはヤマハギ(山萩、マメ科)。
カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜、キク科 コウゾリナ属)
山頂で羽根を休めるアキアカネ。夏は山上で。秋になって涼しくなると里に降りていきます。
アズマギク(東菊、キク科ムカシヨモギ属)の仲間。
オオバギボウシ(大葉擬宝珠、リュウゼツラン亜科、ギボウシ属)
シシウド(猪独活属、セリ科)
<縦走、平尾山へ>
今回は平尾山を経由して大平山まで縦走します。さぁスタート。足元はよろしくないので花に見とれないように。
単調なハイキングロードなので、ついつい花を探してしまいます。道すがら見つけた花々をご紹介します。タカネナデシコ(高嶺撫子、ナデシコ科 ナデシコ属)。
ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科)
シモツケ(下野、バラ科 シモツケ属)
ツルフジバカマ(蔓藤袴、マメ科 ソラマメ属)
ダイコンソウ(大根草、バラ科 ダイコンソウ属)
見たことのないチョウを見つけました。「ヒメキマダラヒカゲ」タテハチョウ科。
こちらは「ホシミスジ」タテハチョウ科。どちらも近づいて撮影できませんでしたので画像は不鮮明です。
鞍部まで下りきりました。コースは平坦になっています。
鞍部の分岐点です。前回はここから登山口に下りましたが、今日はこのまま平尾山に向かって進みます。
ヤマハッカ(山薄荷、シソ科 ヤマハッカ属)
ウツボグサ(空穂草、シソ科 ウツボグサ属)
カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜、キク科 コウゾリナ属)
少し登ったところで、、、
平尾山の山頂です。
|
Copyright (C) 2020 ZauCats, All Rights Reserved.