唐松岳(からまつだけ)、標高2,696m、北アルプスの後立山連峰に位置する。ゴンドラやリフトを使って1,800mまで行くことのできる八方尾根からの登りは容易な登山コース。途中には八方山荘や白馬三山の絶景が楽しめる八方池がある。 |
行程
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白銀の唐松岳 写真集 その1
積雪期の唐松岳に初挑戦、今シーズンは3度目の唐松です。「てんくら」の予報だと気象状態はあまり良くない予報です。朝はなんとか青空も見えています。登頂するまでなんとか持ってくれればいいが。
<ゴンドラとリフトで八方池山荘へ>
ゴンドラリフト「アダム」でピョン平までいっきに登りました。次のリフトに乗ろうとしたところ、まだ動いていなくてスキーヤー、登山者、バックカントリーの人たちで大行列が出来ていました。少し待ったところで運転開始し、行列が短くなってきたところでリフト乗り場に向かいました。
グラートクワッドリフトで八方池山荘まで登ります。五竜岳、鹿島槍ヶ岳を眺めながら。
八方池山荘の前はすごいひと。登り始めた人たちの行列もできています!
さぁ、出発! これだけの人が登ればトレースを見失う心配はまったくなし。
鹿島槍の眺めが素晴らしい!
<石神井ケルン>
八方尾根には、八方池山荘から唐松岳までの間に5つのケルンがあります。登るときのマイルストーンとしてわかりやすい道標ですので順にこれらを紹介していきたいと思います。
最初に現れるのは石神井ケルン(しゃくじいけるん、別名:八方山ケルン、標高1974m)。人の背丈ほどの小さめのケルン。八方池山荘から尾根道を登り切り、やや平坦になったところ(八方山)に立っています。
更に登っていくとトイレ(6月中旬から10月中旬までのみ利用可)の建物が見えてきます。
トイレを過ぎたところにあるのが第二ケルン(標高2,005m)別名「息ケルン」。
<八方ケルン>
さらに先に大きなケルンが見えます。
大きなケルンはこちら、八方ケルン(標高2,035m)です。顔に見えますねぇ。
左を眺めると白い五竜岳と鹿島槍、ほれぼれする姿ですね。
右を眺めると不帰ノ嶮。バックカントリーのあなた、唐松沢を滑って降りるのでしょうか。気をつけて滑ってくださいね。
第三ケルンから丸山ケルンへ
第三ケルン(2,080m)が見えてきました。右下は八方池、見下ろす場所にあります。
八方池ですが、完全に雪で覆われています。
次のケルンを目指して歩を進めます。
登り切ったところが次のマイルストーン「丸山」です。
丸山ケルン(標高2,430m)です。
しばし休憩。
最後の登り
丸山で小休止の後、稜線を目指して進みます。あのピークを超えれば唐松山荘が見えるはず。少し霞んだ右のピークが唐松岳です。
無積雪期であれば「水平はしご」のあるピーク直下の危険か所ですが、雪で埋まっているので直登します。その分傾斜は急になります。ピッケルの人もいればトレッキングポールで登っている人も見えますが、本来はピッケルを使うべきでしょうね。
五竜岳も大きく迫ってきました!
そして唐松岳の山頂をズームで!
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