木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)、中央アルプスの最高峰、標高2,956m。千畳敷までロープウェイで登れるため楽に登頂できる。日本百名山のひとつ。 |
行程
日程 2019年12月29日
登頂メンバー Hide バスとロープウェイを乗り継ぎ「千畳敷」へ 10:10 千畳敷(2,612m)より登山開始 10:50 「浄土乗越」着 11:10 「中岳」着(2,925m)休憩10分 11:30 「木曽駒ケ岳」着(2,956m)休憩25分 12:20 「宝剣山荘」着 12:56 「千畳敷」着 昼食ののちロープウェイにて下山 |
写真集
<菅の台から千畳敷へ>
2019年の登り納めとして木曽駒ケ岳の冬季登山に挑戦しました。木曽駒は8月に続いて今年2度目の登頂です。雪山登山として木曽駒は中級クラス、ただ、稜線に出てからの強風が吹き荒れますので風対策が重要です。今日は晴天、絶好のコンディションで登ることができ、稜線からの絶景が期待できそうです。(ヒデ君レポートです)
なお木曽駒は冬季登山するには比較的楽な山ですので年末年始は多くの登山者で賑わいます。「菅の台バスセンター」はバス乗車待ちの登山者で大行列、千畳敷に到着するまで2時間以上を要してしまいました(涙)。
ロープウェイにも一度に全員乗り切れず、少し待って2便目でやっと乗れました。年末年始は大人気のコースですからね。
ロープウェイで高度を上げていくにつれ、どんどん空の青みが深くなっていきます。極楽浄土のあたりの稜線です。下の方にウサギの足跡があります。わかりますか?
<木曽駒ブルー>
やっと千畳敷に到着! 見上げると紺碧の青。この色は特別なんだそうです。名付けて「木曽駒ブルー」、この色を見るのは10数年前の大晦日に見て以来の2度めです。10時を過ぎてしまいましたが天候の心配はまったくなし!
<千畳敷から乗越浄土へ>
さぁ、出発です! 天候よし! 踏跡よし! 登山者も多し! 無積雪期は「駒ケ岳神社」の横を抜けて登山道が作られていますが、積雪期は雪崩の危険があるので、いったん「剣ヶ池」のあるあたりまで下りて、そこから乗越浄土に向かってまっすぐ登っていきます。
八丁坂の登りです。乗越浄土まであと一息。
乗越浄土に到着! 登山者のうしろは伊那前岳です。
そしてこちらは今年夏登った宝剣岳。
<乗越浄土から木曽駒ケ岳へ>
宝剣岳を眺めながら、宝剣山荘の横を抜けて次の目標ポイント「中岳」に向かいます。
天気がいいので中岳までは稜線漫歩、、、と言いたいのですが、この強風さえなければ、、、
中岳の山頂から宝剣岳を振り返りました。鞍部を挟んで右は三沢岳。宝剣の右うしろは空木岳と南駒ヶ岳。
次に、行く手を眺めます。多くの登山者が列をなして向かう木曽駒ケ岳。御嶽山も左に浮かんでいます。
快調に歩を進めます。それにしても空が碧い。
木曽駒の山頂に到着! ほとんどの皆さん、記念撮影中(笑)。
<木曽駒ケ岳山頂からの眺望>
山頂から南アルプスの展望です。左から悪沢岳・荒川岳、赤石岳、聖岳が並んでいます。
左から、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、そして富士山。日本の標高トップ3の山が並びます。
北を眺めると、左から、乗鞍岳、穂高連峰。北アルプスの峰々です。左の水平線は日本海でしょう。
頂上からの眺望を十分楽しみましたので下山開始です。
<下山>
中岳を越え、宝剣岳を目指して下ります。高所にうろこ雲が湧いてきました。天気予報によると午後は下り坂。でも下山するまで持ちそうですね。(実際、この日の夕刻には空全体が厚い雲に覆われました。登山中のこの青空はラッキーとしか言いようがありません!)
宝剣山荘まで下りてきました。大きな天狗が西を睨んでいます。宝剣岳には多くの登山者が登っています。ロープワークができる人たちにのみ許される積雪期の危険コースです。目を凝らしてみると、なんと、こんな季節でも頂上の岩の上に立っている人がいる!
エビのしっぽ! そこかしこに出来ていました!
千畳敷まで八丁坂を一気に下ります。今年は雪が少ないので岩が露出していました。
ロープウェイ駅に到着です。(スキーのシュプール跡も見えますが、どこまで滑って降りるんでしょうね?!)
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