尾瀬ヶ原(おぜがはら)は日本を代表する湿原、至仏山(しぶつざん、標高2,228m)は燧ヶ岳とともに尾瀬を代表する山。百名山の一つ。 |
行程 - Itinerary
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「尾瀬ヶ原から至仏山へ」その1
至仏山は2回目の登頂です。前回登ったのは積雪期でしたので登山ルートも異なっていて、今回は初登山と言っても過言ではありません。鳩待峠から尾瀬ヶ原に入り、山の鼻から登山開始。至仏山に登頂後、小至仏山を経由して鳩待峠に戻る周回コースです。(ヒデ君レポートです。Zaucats代筆。)
<鳩待峠から山ノ鼻へ>
鳩待峠から山ノ鼻に向かいます。途中のハイキング路は川のせせらぎも聞こえ快適です。
目指す至仏山は雲の中。
木道は歩きやすい。
途中で見つけた形の美しい真っ白なきのこ。猛毒のドクツルタケかもしれません(汗)。
こちらはヤマトリカブト。白いキノコもトリカブトも有毒ですので触ってはいけません! 見るだけ。
<山ノ鼻>
歩き始めて1時間弱で山ノ鼻ビジターセンターに到着しました。
山ノ鼻エリアにはいくつかの山小屋が集まっています。この立派なロッジは至仏山荘です。昨年、至仏山に登ったときはこちらに宿泊しました。今日は日帰り登山ですので通過します。
<尾瀬ヶ原>
尾瀬ヶ原の湿原散策路を抜けて至仏山登山口に向かいます。
散策路の脇に可憐な花々。
白い5弁の梅に似た花、ウメバチソウ(梅鉢草、ニシキギ科 ウメバチソウ属)ですね。
秋を感じさせる赤い実も。
至仏山の山頂付近はいぜんとして雲に覆われています。
青空が見える瞬間もあるのですが、、、。
燧ヶ岳は厚い雲の向こう。
散策路は森の端にまっすぐ伸びています。
<至仏山登山口>
森に入ると至仏山の案内看板。
至仏山登山口です。なお、ここから至仏山頂に至るルートは「登り専用の一方通行」になっています。(ただし森林限界から上部のみ)
しばらく木の階段あるいは木道が続きます。板が傾いているところは濡れていると滑りやすいので注意!
よく整備された石畳の道もあり、、
そしてまた木道が現れる、、
登山口から登り始めて45分ほど、空が開けてきました。
森林限界です! 至仏山は蛇紋岩でできているので森林限界が低い、と書かれています。
鮮やかな赤い実。オオカメノキの実。
森林限界を抜けるといっきに空が大きくなります。また、振り返ると尾瀬ヶ原が見渡せるようになります。
タカネトウウチソウ(高嶺唐打草、バラ科 ワレモコウ属)は花が終わっていました。
これが蛇紋岩!
ミヤマアキノキリンソウ。ハイマツのある岩稜帯に咲いていました。
ソバナ。薄紫の釣り鐘型。がギザギザで互生しています。
よく似ていますが、こちらはヒメシャジン。濃い紫色の花で、葉は細長い。
標高が上がり、尾瀬ヶ原が更に良く見渡せるようになってきました。いくつか見える屋根は山ノ鼻の山小屋群。
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