梅雨の東福寺、方丈です。どんより曇っていますが、季節は梅雨ということでご容赦。
久しぶりに「八相の庭」を眺めました。方丈の東西南北、周囲に4つに庭が作られています。ここ、方丈南庭は立岩の庭です。そびえ立つ岩々。
荒海に浮かぶ五山と神仙境を表しています。
重森三玲氏はこれらの岩をどこから調達したのでしょうか?
方丈西庭は井田市松の庭。サツキを正方形の市松模様に刈りこんであります。
方丈北庭からは通天橋の眺めがすばらしい。それにしても、ここの谷は深いですね。見下ろすと谷底ははるかかなた。
方丈北庭は苔の市松模様。
方丈東庭は北斗七星を表した石の配置です。もとは東司に使われていた石材です。
東西南北、まったく趣の異なる庭園、近世の名作と言われています。
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