京都府庁旧本館は桜が開花する季節になると「観桜祭」として一般公開され、建物内部では様々なイベントが開催されます。2015年3月末の様子を写真でお伝えします。

建物は国の重要文化財に指定されていますが、内部は京都市内の各種団体に貸し出されていて、「あれ、こんなところにXXXXの事務所があったの」という具合に、けっこう知名度の高い団体が利用しています。

重要文化財ですが、現在なお現役で使われている建物です。

桜の季節に一般公開されるというのは正確な表現ではありませんね。建物内には常にだれでも入ることができるのです。一般公開されるのは旧議場や府知事室など、通常閉じられているエリアです。(旧議場の一般公開の様子はこちらからどうぞ)

建物はロの字型になっていますので、ぐるっと一周してみましょう。

終始。窓から中庭が見えています。ここの桜は京都でも名所の一つに数えられているのです。

まさに額縁の絵のようです。

では中庭に出てみましょう。庭には全部で7本の桜があります。「祇園しだれ桜」「紅一重しだれ桜」「紅八重しだれ桜」「大島桜」「容保桜」などです。

中央が「祇園しだれ桜」

東寄りにあるのは「紅一重しだれ桜」

今回の訪問のタイミングで見頃だったのは紅一重しだれ桜でした。


なお今回は見頃ではありませんでしたが、前回撮影した「容保桜」の様子はこちらからどうぞ。

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