前回訪問したのは6年前の8月17日、偶然同じ日に龍源院を訪問しました。


庫裏の書院、南側に造られている庭園は「こ沱底(こだてい)」と名付けられています。この写真ではちょっとわかりにくいですが、塀にそってある2つの石は阿吽の石。

丸い石が阿吽の「阿」、聚楽第の基礎石だそうです。

日本最古の種子島銃といわれています。天正11年(1583年)の銘があります。

庫裏と方丈の間にある細長い石庭は「東滴壺(とうてきこ)」、1960年の作庭された我が国で最も小さい庭だとか。

逆向きに眺めました。

方丈(重要文化財)に移動しました。

室町時代の禅宗方丈建築。ご本尊と竜の襖絵。

国宝の釈迦如来坐像ですね。鎌倉時代の作、胎内に建長二年(1250年)の墨書きがあるそうです。

方丈南庭は「一枝坦(いっしだん)」です。

亀島と亀石。

右が鶴島、奥が蓬莱山です。

こちらは方丈北庭「龍吟庭(りょうぎんてい)」です。

三尊石組からなる室町時代の枯山水庭園。中央の石は須弥山を表しています。
2度の訪問ともに酷暑の中でした。次回は苔が青さを取り戻す春か初秋に拝観したいと思います。

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「龍源院」 これまでの訪問レポート