「桂離宮 その2」

2016年9月10日 撮影
Katsura Imperial Villa Part2, Kyoto - September 10, 2016
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桂離宮(かつらりきゅう)、江戸時代初期、八条宮別邸として智仁親王により建立されたのが始まり。その後数回に渡って書院が増築された。5万8千平米に及ぶ庭園は回遊式庭園の傑作。宮内庁京都事務所が管理し、参観は申し込み制。
 ・京都市西京区桂御園
 ・TEL 075-211-1215
 ・阪急電鉄「桂」下車徒歩20分
 ・市バス「桂離宮前」下車徒歩8分
 ・駐車場あり

2松琴亭から賞花亭まで    1 3

石橋を渡ると茶室「松琴亭」です。茅葺入母屋造り。屋根の妻の部分に文字が見えますが「松琴」2文字の扁額が架かっています。後陽成天皇の筆によるものです。(周囲があまりにも素晴らしいので、キョロキョロしながら歩くと池に落ちますよ!)

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内部はかなりの広さですね。

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青と白との市松模様がアクセント。

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この建物に限らず建立以来いちども火災に遭っていないというのも貴重なのです。

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池の対岸には書院、この茶室はもっとも眺めの良い位置にあります。ここでお食事会をする際には対岸から船で運ぶんだそうな。

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先頭には説明員さん、後に続く参観者。通路は狭いので一列です。35名だと列はかなり長くなります。当然うしろまで説明員さんの声は届きません。お話をしっかり聞きたい場合は列の前の方に陣取ることが必要です。

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次は少し小高いところにある「賞花亭」です。峠の茶屋といったおもむき。

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皮付きの柱を使い、野趣あふれる造りになっています。

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「賞花亭」からまっすぐ書院に向かって橋がかけられていますが、見学ルートは橋を渡らず左に向かいます。

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次に向かうのは「園林堂」です。

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立派な扁額、後水尾天皇によるものです。このお堂は持仏堂、今は安置されておらず建物だけ残ったそうです。

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「賞花亭」と「園林堂」は池に5つある最大の島にあります。土橋を渡って島をあとにし、次のスポットは「笑意軒」です。

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「笑意軒」から振り返って「園林堂」を望む。

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