2松琴亭から賞花亭まで 1 3
石橋を渡ると茶室「松琴亭」です。茅葺入母屋造り。屋根の妻の部分に文字が見えますが「松琴」2文字の扁額が架かっています。後陽成天皇の筆によるものです。(周囲があまりにも素晴らしいので、キョロキョロしながら歩くと池に落ちますよ!)
内部はかなりの広さですね。
青と白との市松模様がアクセント。
この建物に限らず建立以来いちども火災に遭っていないというのも貴重なのです。
池の対岸には書院、この茶室はもっとも眺めの良い位置にあります。ここでお食事会をする際には対岸から船で運ぶんだそうな。
先頭には説明員さん、後に続く参観者。通路は狭いので一列です。35名だと列はかなり長くなります。当然うしろまで説明員さんの声は届きません。お話をしっかり聞きたい場合は列の前の方に陣取ることが必要です。
次は少し小高いところにある「賞花亭」です。峠の茶屋といったおもむき。
皮付きの柱を使い、野趣あふれる造りになっています。
「賞花亭」からまっすぐ書院に向かって橋がかけられていますが、見学ルートは橋を渡らず左に向かいます。
次に向かうのは「園林堂」です。
立派な扁額、後水尾天皇によるものです。このお堂は持仏堂、今は安置されておらず建物だけ残ったそうです。
「賞花亭」と「園林堂」は池に5つある最大の島にあります。土橋を渡って島をあとにし、次のスポットは「笑意軒」です。
「笑意軒」から振り返って「園林堂」を望む。
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