3園林堂から月波楼まで 1 2
続いて、入江の向こうに見えるのは「笑意軒」です。

田舎の家風の茶室、茅葺入母屋造、庇はこけら葺。

江戸時代の造られた建物とは思えない斬新な意匠です。

窓から見える景色は水田です。この田舎風の景色を維持するために建物の南側の土地を桂離宮の敷地として購入し、その土地を農家に貸し出して水田を作ってもらっているのです。

細かいところを一つ一つ説明すれば1時間では足らないでしょう。それくらいデザインは凝っています。

桂離宮のもっとも主だった建物、書院は内部を見ることは出来ませんので外観のみです。でも、いずれ公開されることでしょう。

主が変わるたびに順に増築され現在の形になりました。古書院、中書院、楽器の間、新御殿の4つの建物が雁行型に連なります。写真中央のやや小さめの部分は楽器の間。

最初に作られたのが古書院です。建造は1615年頃。

テラスは「月見台」。

書院に隣接する「月波楼」は茶屋。土間のまわりを取り囲むように畳の間があります。

南向き、全面はすべて池です。他の茶屋と違ってたいへん明るい。


ぐるっと一周、出発点に戻りました。参観を終えて記念撮影です。さすが、さすがの桂離宮。次は秋に訪問したい。

入口を出たところにテントが立っています。新しく始まった当日入場の受付です。ご近所の方ならまだしも、遠方から当日枠狙いで足を運んで「残念でした。本日分の受付分は満了です。」では泣くに泣けないので、拝観は事前予約をおすすめします。
なお参観予約方法は4通り。(1) 往復はがきによる郵送予約、あるいは、(2) 宮内庁のWEBサイトからインターネット予約、あるいは (3) 京都御苑の「京都事務所参観窓口」に出かけて前日までの窓口予約、最後の方法が上記の (4)「現地での当日申し込み」。

修学院や御苑と違い、ここは広大な無料駐車場が用意されていて便利でした。

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