京都歳時記 - 2月

「聖護院門跡の節分会 2月2日」

SHOGO-IN Temple, Setsubun Ceremony in Kyoto - February 2
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京都の節分行事は2月2日から3日にかけて催される、代表的なところでは、壬生寺の炮烙奉納、大護摩供養、壬生狂言。吉田神社の追儺式、盧山寺の鬼踊と鬼のお加持、千本釈迦堂の鬼追いの儀、北野天満宮の北野追儺狂言、千本ゑんま堂の厄除けこんにゃく煮き、須賀神社の懸想文売り、聖護院の追儺式、平安神宮の古式ゆかしい追儺式、など。
On 3rd February, people celebrate the coming of Spring. This ceremony is called "Setsubun". To cast out ONI demons (a symbol of bad fortune), people throw out roasted soy beans at shrines, temples and also each home.

聖護院門跡の節分会は2月2日から3日に渡って催されます。鬼の登場する追儺式や豆まきは3日の午後ですが、2日も境内は開放され、本堂での節分祈祷も行われます。今回は2日の様子を写真でご紹介したいと思います。(3日の追儺式の様子はこちらをご覧ください。)

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春日北通りに面した聖護院の門の脇には節分会を告知する看板が掲げられていましたが、2日の無料接待は行われなくなったようですね。

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内門をくぐって宸殿前に向かいます。左の大きな建物が宸殿、右に見える小さい方が本殿です。通常、建物内には予約しないと入ることができませんが、今日は誰でも宸殿から上がって内部を見学できます。

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宸殿前は賑わっていますね。また梅も見事に満開です。

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青鬼さんを発見! 座ってマイクに向かってなにやら唱えています。

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ろうそくの奉納ですね。1本50円で階段上にある献灯台に灯してもらえます。人数分のお賽銭を渡すと鬼さんは大声で、「ろうそく2丁! ただいまのろうそくの施主、家内安全、身体健勝、交通安全、厄除開運 守らせたまえ、南無大日大聖不動明王、xxxxだいぼーさーつーー。(xxxxは聞き取れなかった)」と、マイクを使って境内中に聞こえる大声で祈祷してくれます。

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境内の真ん中には明日行われる「採燈大護摩供」の準備の杉の青葉。修験僧のみなさんが護摩木を燃やして祈念する節分イベントです。

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こちらは本堂。修験僧さんたちが途切れることなくお経を唱えていました。

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境内では先程の青鬼さんが参拝者に大サービス。ツーショットの撮影に応じたり、ポーズをとったり。

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明日の追儺式ではみんなから豆をぶつけられ、こてんぱんにやっつけられるんですけどね(笑)。

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宸殿に上がりました。内部には玉座があったり様々な襖絵が展示されており、それぞれ歴史的に価値ある品々、通常は特別公開のときのみ見ることができるものです。(部屋の内部は撮影できません。)

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宸殿と本堂に囲まれた内庭です。濡れ縁に「法螺」が置いてあり、参拝者のみなさんが試し吹きに興じていらっしゃいました。

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