「上高地・岳沢 紅葉めぐり」その3

<岳沢の登り>
2019年10月9-10日 撮影
Hodaka Mountains View from Kamikochi
in Japan Northern Alps - October 9,10, 2019
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【上高地】(かみこうち)、長野県、中部山岳国立公園にある景勝地。国の文化財に指定され入山期間は制限されている。槍穂高登山のベース。
【岳沢】(だけさわ)、前穂高岳から奥穂高岳への登山ルートとなっている。河童橋から正面に眺めることができ、上高地定番の構図となっている。


行程

主な目的地 上高地、岳沢小屋
日程 2019年10月9日-10日
メンバー Zaucat, Yoshicat

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山行記 二日目

<岳沢を登る>

上高地の第二日目です。今日は岳沢を登り、岳沢小屋周辺で紅葉を楽しみます。小屋までの岳沢登山ルートは良く整備されて歩きやすく、トレッキングコースとしてもポピュラーです。小屋を起点として1番から10番までの道標が立っていて、その間隔は15分から20分程度の間隔、歩く場合の目安となります。

出発点は河童橋です。

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朝日の当たる岳沢です。登山ルートは白く見えるガレ場の右側にありますので、おおむね日陰ですね。ラッキー! 疲労がかなり軽減できます。背中に太陽を浴びながら登るのはかなり疲れますので。

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河童橋からの写真2作。ひとつは早朝の奥穂高岳からジャンダルムまでの稜線をズーム。奥穂山頂には人影が見えます(右端)。

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もう一つは焼岳。

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さあ、出発、ゆっくり進みましょう! 岳沢小屋まで健脚で2時間ほど、ゆっくりの人で3時間ほど、私たちは歩いているより止まって撮影する時間のほうが長いので4時間以上かかる? 最初の20分は岳沢湿原の木道です。

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途中、木道のテラスから六百山。

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<登りの前半>

ほどなく「地点10 岳沢登山口」(標高1,520m)に到着。ここは明神に向かう散策路と岳沢登山コースの分岐点です。ここから岳沢小屋まで4km、一般コースタイムは2時間です。またここから先は登山装備が必要で、登山計画書の提出が必要となります。(長野県のホームページからネットで事前提出しました。)登山口出発時刻は8時50分。

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「地点9」ルートの前半は石積みが多い。重い重い石を運んできて作られた登山路です。大変な苦労があったことでしょう。頭が下がります。4kmに及ぶ岳沢ルートを整備された先陣の方々に感謝。

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「地点8 明神南沢」(標高1,630m)

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「地点7 風穴・岳沢名所天然クーラー」(標高1,690m) ここまで登山口から1時間弱、ほぼコースタイムかな。この岩の前に立つとヒンヤリします。なんでも、岩の下に永久凍土があって、岩の割れ目から冷たい風が出てくるのだとか。

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「地点6 見晴らし台」(標高1,760m) ここまで樹林帯の登りでしたが、ガレ場(岳沢)に出て、イッキに視界がひらけます。正面に西穂高岳。もちろん奥穂も見えています。

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<登りの後半>

「地点5 中間地点」(標高1,830m) 上り勾配はそれほどきつくなく一定しています。石積みは階段状になるようにうまく作ってあります。ここまでコースタイム+アルファ程度で登ってこれました。順調! 順調!

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地点5から少し歩いたところで再び見晴らしが良くなりました。ガレ場越しに西穂高、間ノ岳、天狗の頭が見えます。

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西穂高の稜線を少し拡大。独標(左の三角ピーク)から西穂高岳に連なるピークの列がよくわかります。西穂高岳を1峰として11峰 独標まで順番に番号が振られています。ここから眺めるとその並びがはっきりわかりますね。

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西穂高の稜線を眺めていたところ、ヘリコプターが飛来しました。

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思いっきりズームしてみました。ヘリコプターには長野県警察と書かれていますので山岳救助のようです。数名の人影も見えます。西穂高のピークの一つで遭難事故が発生したのでしょうか? しばらくホバリングを続けたあと飛んでいきました。

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「地点3 石階段」(標高1,960m)です。地点4は見逃して通り過ぎてしまいました。

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石階段はこんな感じです。この付近から紅葉がちらほら。快調に登る筆者。

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「地点2 胸突八丁」(標高2,030m)です。えっ!! 胸突き八丁!? そんな殺生な。あと一息で小屋だというのに。ここから地点1までの区間は勾配が急になります。

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「地点1 小屋見峠」(標高2,130m)です。紅葉が見事。ここで撮影タイム!

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絶景です。西穂高岳、間ノ岳、天狗の頭。

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紅葉! 天狗の頭を背景に。

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紅葉!! 吊尾根を背景に。

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上高地側の眺め。遠く乗鞍岳、右に焼岳。

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岳沢からもっとも荒々しく見える天狗の頭。右の鞍部は「天狗のコル」。左の鞍部は「間天のコル」。

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<岳沢小屋に到着>

十分すぎるほどの撮影タイム、小屋に到着したとき標準コースタイムを大幅にオーバーしていました。

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