富士見台高原(ふじみだいこうげん)は中央アルプスの南端に位置し、低山にもかかわらず森林限界を超え、広大な笹原からは南、北、中央アルプスなどの大パノラマが楽しめる。標高最高地点は山伏山 1,739m。 |
行程
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「神坂山から富士見台へ」 その2 写真集
1ヶ月前に歩いた富士見台高原、紅葉に惹かれて再訪しました。今回はまず萬岳荘から神坂山に登り、次に富士見台高原へ。笹原の中を萬岳荘に降りる周回コースです。
前回「そのはらスキー場展望台」から萬岳荘の往復は林道を歩きましたが、時間のロスが大きく、「天空の散歩道」を満喫する時間が少なくなりましたので、今回はバスを利用しました。
事前に確認した「てんくら」で「C」(登山には不適当)との予想でしたが、実際はピーカン快晴、体感的には「A」、紅葉の天空のウォーキングを満喫できました!
<富士見台の山頂>
富士見台の山頂はすぐそこ。
山頂です! 人が写っていませんが、実際は大勢の人が休憩していました。
全員で記念撮影です。ハイチーズ!
ワンちゃんがじっとこちらを見ています。神坂山のふもとで出会った柴犬さん。あとで名前がわかりました。「山岳犬れもん」ちゃん。
山頂から北を眺めます。広大な笹原の向こう、正面右に南木曽岳、左奥に御嶽山(頂上は雲に覆われています)。その手前は南沢山方面。斜面の紅葉が見事です。(実は南木曽岳の左うしろに北アルプスが写っています。不鮮明ですが。)
紅葉しているエリアをズームアップしました。色とりどりですね。美しい!
山頂から眺めた南アルプスです。すべての3,000m峰を確認できました。主要な山を30倍のズームアップで。
北岳
農鳥岳
甲斐駒ケ岳
荒川岳(左)と赤石岳(右)
<富士見台から下りる>
山頂からの眺望を十分楽しみました。昼食は少し下りて風の当たらないところで。
ケルンの上でお決まりのポーズ!
神坂小屋・第2小屋のデッキが確保できました。ここで昼食!
第2小屋の前には多くの方々が思い思いの場所でお弁当を広げ、高原ハイクを満喫していらっしゃいました。
お腹が膨れたので、下山します。雲がかかった恵那山と、東山古道の下に広がる見事な紅葉。
このなだらかな丘を右に回れば「東山古道」、今日は広場から左に進み、萬岳荘に下ります。
広場です。ここは4つの道の接続点です。登れば富士見台、手前に進めば萬岳荘、左に進めば東山古道の右コース、及び左コース。
下ります。下に萬岳荘が見えました。
今日、最初に登った神坂山を眺めると、うしろに南アルプスがくっきり。左から、荒川岳、赤石岳、聖岳。
下ります。
萬岳荘に到着。最初にやってきたバスは前に並んでいた人で満席になってしまいましたが、次のバスに乗れました。乗客の積み残しが発生した場合は、次々と臨時便が運行されるようです。時刻表よりもかなり早くバスがやってきましたので助かりました。
<ヘブンスそのはら>
バスを降りて展望リフトに乗り換えます。リフト乗り場の脇、スキーのゲレンデの最上部に船の帆とデッキが設置されていました。ここが「雲海テラス」の会場ですね。遠く南アルプスの稜線、すべて見えています! ふもとの街並みは飯田市。
展望リフトで「センターハウス」に下ります。
センターハウス前の真っ赤なモミジ。
<いわなの森>
これまで一度も「いわなの森」を散策したことがなかったので、次回のための下見、ということでちょっと覗いてみました。
「いわなの森」木立の中の木道(原生林デッキロード)を進んでいくと、真っ盛りに近い紅葉が迎えてくれました。次回は十分時間を確保して散策することにします。今日は下山を急ぐのでここでUターン。
<リフトとゴンドラで下山>
ペアリフトでゴンドラ乗り場へ。足下のベゴニアが日にあたってますますきれい!
ゴンドラに乗り換え。この紅葉も一週間後にはピークを迎えることでしょう。せっかくの紅葉ですので山上でゆっくりしたかったのですが、現在、中央高速の集中工事が行われている関係で夕方から大渋滞が予想されていますので早めに下山しました。
好天にめぐまれ、今回の山行は存分に絶景を楽しむことができました。帰路は渋滞に巻き込まれたものの、それほど大きな時間ロスはなく、無事帰着できました。
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