北穂高岳(きたほだかだけ)は、穂高連峰の最北端に位置し、標高3,106m。北は大キレットを挟んで槍ヶ岳、南は奥穂から前穂の稜線と涸沢カールの大展望が望める。山頂直下に北穂高小屋がある。 |
行程
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「涸沢から北穂高岳へ」写真集 その3
久々の北アルプス登山。
そして、小学校の時に登った乗鞍岳以来の3,000m超えの山への登山。
連休で混む前に山頂まで登り切ってしまう、自分にとってはやや強行軍のプラン。
涸沢手前まではいいペースだったものの、そこから急に疲れが来る。ペースが落ちてしまい、涸沢〜北穂高はなかなかに辛い登山となった。
山頂からの眺めは最高。苦しんだだけの価値のある風景が広がっていた。
あと、北穂高小屋は小さいながら居心地は良く、素晴らしいテラスがあり、ご飯も美味しい良い山小屋でした。
(登山記 by Hidecat、WebPage by Zaucats)
<絶景を眺めながら涸沢へ下る>
北穂高小屋から涸沢に下ります。
標高が下るにつれて奥穂、前穂の見え方が違ってきます。奥穂と前穂をつなぐ「吊尾根」は最も美しい稜線の一つ。奥穂のうしろにはジャンダルムが見えますね。
もっとも手前、下に向かって伸びる細長い尾根がザイテングラートです。ドイツ語 seitengratで支稜線を意味します。
標高が下るにつれて奥穂、前穂の見え方が違ってきます。奥穂と前穂をつなぐ「吊尾根」は最も美しい稜線の一つ。奥穂のうしろにはジャンダルムが見えますね。
もっとも手前、下に向かって伸びる細長い尾根がザイテングラートです。ドイツ語 seitengratで支稜線を意味します。
前穂の下部ピーク列、そのふもと、涸沢ヒュッテを眺めながら下ります。
帰りの足取りは軽い。下り始めて1時間10分ほどで例のハシゴまで来ました。
ここまでに朝から登ってきた多くの人たちとすれ違いました。
ここまでに朝から登ってきた多くの人たちとすれ違いました。
鉄ハシゴを下から見上げました。岩場にすべり止の金具が設置してありますが、これナシではかなり厳しい岩場です。
続いて鎖場を下ります。
見上げるとこんなかんじ。
涸沢の雪渓がだんだん大きくなってきました。八ヶ岳、南アルプス、富士山がかすかに見えています。
続いてガレ場。
雲ひとつない穂高。そして、ガレ場付近は地形的にお花畑が多い。コバイケイソウと穂高。
ミヤマキンポウゲ
ハクサンフウロ
コオニユリ
ミソガワソウ(右)かな?
雪渓の横を下ります。涸沢小屋まであと少し。
<涸沢小屋>
涸沢小屋の屋根が見えました。下山開始からここまで2時間少々。
涸沢小屋に到着。
いい天気。涸沢ブルーですね。でも天気予報によればお昼にはかなりの雲が。
<涸沢ヒュッテ>
涸沢ヒュッテまで降りてきました。小屋前はテントがたくさん。でもまだ少なめかな。今日から連休だからもっと増えて、びっしり埋まるでしょうね。
何度見ても美しい穂高。
涸沢ヒュッテに設置されている長野県警の「山岳遭難救助隊基地」
遭難情報が掲示してありました。昨日はザイテングラートで滑落(死亡事故)があったらしい。昨日見たヘリの一つはレスキューだったのかも。
涸沢ヒュッテのテラスから。良い眺め! 小休止します。
前回、涸沢への登りルートに使ったパノラマルートは残雪が多く、封鎖されています。
<上高地へ下る>
8時20分、涸沢ヒュッテを出発。横尾への長い道のりの始まり。
ナナカマドのお花。この日照が続いて、秋にグッと冷えれば素晴らしい紅葉になるはず。
振り返ればガレ場の向こうに涸沢岳(右)と奥穂高岳(左)。名残惜しい。
涸沢ヒュッテから1時間少しで本谷橋まで下りました。
澤からの爽やかな風を求めて登山者がたくさん休憩しています。涸沢からの下山路は、ほぼひっきりなしに登ってくる人とすれ違いました。
澤からの爽やかな風を求めて登山者がたくさん休憩しています。涸沢からの下山路は、ほぼひっきりなしに登ってくる人とすれ違いました。
屏風岩を回り込み横尾へ向かいます。
<横尾>
10時40分、横尾に到着。賑わってます。
もう雲がかなり増えてる。
横尾と徳沢の中間点でギンリョウソウを発見。
<徳沢園>
11時30分、徳沢園に到着。ここで大休止、お昼にします。
徳沢園にて。野沢菜チャーハン!
好きなお酒(ブルームーン)を見つけたがこの先を考えて我慢…
好きなお酒(ブルームーン)を見つけたがこの先を考えて我慢…
チョウを発見、ヤマキマダラヒカゲかな?
明神まで戻ってきました。
<河童橋に帰着>
13時30分、河童橋に帰着! おつかれ山!
もうすぐにわか雨きそう
もうすぐにわか雨きそう
河童橋周辺はすごくにぎわっています。
雲湧く穂高の峰々。午後は雨かな?
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