「穂高岳パノラマコース」その3

<屏風の耳から涸沢へ、そして下山>
2019年10月20-22日 撮影
Hodaka Panorama Course
in Japan Northern Alps - October 20 - 22, 2019
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【上高地】(かみこうち)、長野県、中部山岳国立公園にある景勝地。国の文化財に指定され入山期間は制限されている。槍穂高登山のベース。
【穂高岳パノラマコース】上高地・徳沢の先、新村橋から屏風のコルを経て涸沢カールに至るコース。穂高岳から槍ヶ岳までの稜線と涸沢を見下ろすことができる絶景コース。
【屏風の耳】(びょうぶのみみ)、横尾から涸沢カールに至るコースの途中にある巨岩「屏風岩」の頂上。


行程



山行記 二日目

「パノラマコース」第二日目です。今日は徳沢ロッヂを出発しパノラマコースに入ります。屏風のコルから屏風の耳へ。展望を楽しんだあと涸沢に下り、涸沢の通常登山ルートで徳沢に戻ります。(Hide君レポート、Zaucats代筆)

<屏風の耳から涸沢へ>

屏風の耳で昼食のお弁当を頂いたのち、涸沢に向かいます。屏風の耳から前穂高岳を間近に眺めることができますが、前穂特有の、鋸歯状のギザギザ尾根は見えません。真下からギザギザを眺める形になるので。

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ここから涸沢まではゆるい下りのトラバースルート、ラクチンコースです。要所にはロープが張ってあります。

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ルートとしてはゆるい下りですが、急斜面のトラバースですので、谷側ではなく山側を歩くようにします。

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ただ、ルートとしてはポピュラーではないので所々に整備されてないところがあります。こんなところや、、

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こんなところが。

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開放的なトラバースコース、涸沢までそれほど時間はかかりません。涸沢ヒュッテが近づいてきました。

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あとひといき。涸沢カール上部の紅葉は残念ながら終わってます。小屋より下の紅葉は残っています!

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小屋の周囲は例年と様子が違いますね。

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涸沢ヒュッテに到着です!

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吊尾根と涸沢の紅葉。ダケカンバです。

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いつもと様子が違う理由はこれです。例年ですとこの季節は地面が見えないほどカールはテントで埋め尽くされていますが、今年はまばら。数日前の台風で中央線と中央道が遮断されているためです。関東圏の登山者の割合がそれだけ多いということですね。

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<涸沢から下山>

涸沢ヒュッテで小休止ののち、涸沢を下ります。

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30分ほど下ったところのガレ場です。崩落場なので「ここに立ち止まって休憩しないように」と注意書きが立っています。

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もう少し下ると右俣が見えます。最上部は「天狗のコル」。左の尾根は南岳まで伸びています。

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涸沢ヒュッテを出発して1時間半ほどで「本谷橋」です。ここから横置谷です。

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橋を渡ります。

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屏風岩が見えてきました。巨大な岸壁ですね。

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正面からの屏風岩の眺め。ロッククライミングのメッカですが、この時間、登っている人はいないようですね。

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横尾に到着です。横尾大橋を渡ると横尾山荘です。

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まず荷物を預けてあった徳沢ロッジに立ち寄り荷物を受け取って、今夜の宿泊先、氷壁の宿「徳沢園」に到着です。徳沢園は上高地にある素晴らしいホテルの一つ、別ページで紹介しますね。

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山行記 三日目


<徳沢から河童橋へ>

今日は一日、上高地でのんびり過ごし、帰路につきます。チェックアウトタイムぎりぎりまで徳沢園で過ごします。10時前に徳沢園を出発し河童橋に向かいました。

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昨晩は雨でしたので稜線は雪でしょうね。曇っていて見えませんが。

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雲が晴れて見えました! 雪に覆われた穂高の稜線です! 右は前穂高岳、左は明神岳。

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こちらは明神から見える、雪をかぶった明神岳。

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青空も見えてきました。明神橋です。

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青空が広がってきましたね。やはり画面内に青色があったほうが映えます。

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岳沢湿原、バックは霞沢岳です。

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残念ながら岳沢上部のガスは晴れませんでした。雪をかぶった奥穂、前穂を見たかったのですが。

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河童橋に到着しました。このあと帰路のバスの発車時間まで河童橋付近でのんびり過ごしました。

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