仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)、南アルプスの北部に位置し、標高3,033m。なだらかな山容から「南アルプスの女王」と呼ばれる。日本百名山、および、花の百名山に選ばれている。北沢峠からの登りが一般的。 |
行程 - Itinerary
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活動記録と写真集
去年に引き続き、今年も仙丈ヶ岳へ。
金曜の晩に車で仙流荘横の駐車場へ。夜12時半頃に到着し、車中泊。
ただ、朝4時くらいから並び始めると聞いていたので、3:30には起床して、朝食を取り準備をして、4時頃にバス停へ。
去年行った記憶でバス並び列とチケット並び列の両方があることを知っていたので、両方の場所取り。
チケットの方はほぼ先頭、バス並びの方は20番目ぐらいでした。そのおかげで、なんとか始発バスの第一便に乗れました。
(写真とコメント:Hidecat、Webサイト制作:Zaucats)
<北沢峠から出発>
5:00前にこのぐらいの列です。20名ちょっとが乗れるバスが5台あるのですが、無事第一便に乗れるのでしょうか?
第一便のバス。5:10頃に出ました。
北沢峠到着。6:00にスタートできました。
睡眠時間の少なさからか、バスの中では爆睡。気付いたら北沢峠。
前回来た時は、鋸岳の鹿窓とかを運転手の方が解説してくれた記憶があります。
睡眠時間の少なさからか、バスの中では爆睡。気付いたら北沢峠。
前回来た時は、鋸岳の鹿窓とかを運転手の方が解説してくれた記憶があります。
北沢峠からはぐっと登っていきます。一服したところで一合目。
二合目。長衛小屋方面へ降りていく道との合流地点。一合目から二合目まではなだらかに登ってからすこし降ります。
二合目からはぐんぐん登り。この鉄製階段を過ぎたら3合目。
3合目。目印ごとに小休止して水分が取ったり軽食取るのが無理ないペースでちょうど良いかも。
3合目を過ぎたところの木々の合間から。北岳です。
4合目まではちょっと急な登りがあります。
4合目。少し傾斜が緩くなります。
石が目立つようになります。前回はこのあたりで既に雪混じりだったのでチェーンスパイクを履いてました。それに比べれば遥かに登りやすい。
<大滝頭>
大滝頭です。5合目の標識が見つからないまま、馬の背方面(右手)と小仙丈ヶ岳方面(左手)との分岐点。左手に進みます。左手は尾根沿いにぐんぐん登っていきます。
【花図鑑】セリバシオガマ(芹葉塩釜、Pedicularis keiskei、ハマウツボ科シオガマギク属)
6合目までの登りの途中、徐々にハイマツ帯に入るところで高山植物が道端に見られるようになります。
6合目までの登りの途中、徐々にハイマツ帯に入るところで高山植物が道端に見られるようになります。
【花図鑑】ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草、Solidago virgaurea subsp. leiocarpa、キク科アキノキリンソウ属)
6合目。鳳凰三山方面が後ろに見えています。
まつぼっくりがついています。
小仙丈ヶ岳を目指して登ります。
振り返ると、鋸岳、甲斐駒ヶ岳、栗沢山やアサヨ峰。
少し霞んでいて良い雰囲気です。
少し霞んでいて良い雰囲気です。
鳳凰三山、富士山、そして北岳。
間ノ岳方面は小仙丈ヶ岳のピークの方までいかないと拝めません。
間ノ岳方面は小仙丈ヶ岳のピークの方までいかないと拝めません。
テントたちが見えます。長衛小屋のテント場でしょうか。
【花図鑑】タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子、Anaphalis alpicola Makino、キク科ヤマハハコ属)
ナナカマドの実も実っています。紅葉したらこのあたりも綺麗になりそうです。
小仙丈ヶ岳ピーク目前。
ピークを巻くルートもあるのですが、使う人は強風でもない限りいなさそう。
ピークを巻くルートもあるのですが、使う人は強風でもない限りいなさそう。
伊那谷の方面。中央アルプスの高峰は雲に覆われています。
帰りに通る予定のルートと馬の背ヒュッテが見えてます.
帰りに通る予定のルートと馬の背ヒュッテが見えてます.
<小仙丈ヶ岳>
小仙丈ヶ岳山頂。
小仙丈沢カールの絶家が拝めます。この先の稜線歩きも気持ち良い。
小仙丈沢カールの絶家が拝めます。この先の稜線歩きも気持ち良い。
三角点
稜線に出て日本の山の標高1位(富士山)、2位(北岳)、3位(間ノ岳)が左から順に見えます。
富士山の頂点に笠雲がかかっていますね。
稜線をたどり仙丈ヶ岳を目指します。
【花図鑑】イワツメクサ(岩爪草、Stellaria nipponica、ナデシコ科ハコベ属)
【花図鑑】稜線沿いにはチングルマの綿毛
いったんすこし岩場を降ります。ここのポイントがカールが大きく見えて良いビューポイントかも。
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