ZauCatsファミリーによる風景写真集です。旅先で出会ったハッとする絶景を写真におさめました。「古寺、花、巨木、壮大な風景、庭園」 見て感動した物はすべて絶景。美しく盛りつけられた料理もあったりします。特に京都はあらゆる寺社を写真に納めたいと思っています。



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更新日誌バックナンバー 2009年5月


●2009.05/28  京都地検の女、第6話「贋者」のロケ地は

今日放映された「京都地検の女」第6話「贋者」のロケ地は特徴があっては分かりやすかった^_^

大きな池のそばのシーンは広沢の池でしたね。

母親の尚子(高林由紀子)と息子の潤一(浜田学)が会うシーンは京都タワー内のレストラン。下方に京都駅が見えました。

母親の尚子が鶴丸あやに真相を告白する神社は上御霊神社。これは右写真の「清明心の像」が映っていたのが決め手でした。以前に「おみやさん」でもロケに使われていました。参拝する人も少ないので撮影しやすいのでしょうね^_^


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●2009.05/26  京都、五条天神宮

五条天神宮の正しい読み方は?

1. ごじょうてんじんぐう
2. ごじょうてんしんぐう

正解は2でした。五条天神宮は平安京遷都とともに創建された古い神社です。北野天神のように菅原道真を祭神としていません。だからいわゆる「てんじんさま」ではないんです。「天使の宮」とも呼ばれています。

・[371] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「下京区」ページに「五条天神宮」をアップ

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●2009.05/24  京都、菅大臣神社近くの京町家にネコが!

京都には菅原道真の生誕地をうたう神社が3つありますが、菅大臣神社はその一つ。最も大きな神社です。(他の2カ所は、南区の吉祥院天満宮と烏丸通り沿いの菅原院天満宮です。奈良にも一カ所あり。)

境内には北、西、南の三方から入ることが出来ます。そのひとつ、北の鳥居に向かう途中にしゃれた京町家を発見しました。

小屋根には京都の民家らしく鍾馗様が飾られています。

江戸時代、新築した家の屋根に鬼瓦を載せたところお向かいの家で女房が寝込んでしまいました。そこで鬼に強い鍾馗様を小屋根の飾ったところ快癒した、という事からこの風習が広まったと言われています。

ネコには鋭い嗅覚を持つYoshiCatさんが鍾馗さんの右側にネコを発見!!

後で知ったのですが、この町家は以前に放送された「京都地検の女」のTV番組で主役の鶴丸あやの住まいに設定され、番組のロケに使われたんだそうです。

・[370] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「下京区」ページに「菅大臣神社」をアップ

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●2009.05/23  京都、長講堂

富小路五条通下ルには多くの寺院が軒を並べていますが、実は秀吉によって造られた寺町の南端エリアです。そのなかでも最も南に位置する寺院のひとつが長講堂です。

長講堂は正式名称を法華長講弥陀三昧堂といい、後白河法皇が六条西洞院に仙洞御所(六条殿)を構えた時、持仏堂として長講堂を建立したのが始まりです。

毎年、後白河法皇の命日である4月13日のみ公開されますが、今回は長講堂の奥様のご厚意により本堂を拝観させていただきました。詳細は下記をご覧下さい。右の写真は境内の小さな蓮池に開花した一輪です。

・[369] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「下京区」ページに「長講堂」をアップ

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●2009.05/19  京都訪問、速報です

先週末、京都を訪問しました。今日は速報版です。

上の写真はみぃさんからの写真レポート、葵祭行列の終着点、上賀茂神社の風景です。今年の斎王代は裏千家のご令嬢、千万紀子さんでした。詳細な写真レポートは後日。

今回の訪問地は有名な観光地はほとんどありません。五条天神宮、新玉津島神社、俊成神社(再訪)、繁盛神社、菅大臣神社、市比賣神社(再訪)、蓮光寺、長講堂。

16日は京都芸術センターにおいて京都市立芸術大学の公開講座「祇園祭、南観音山の囃子」に参加しました。(写真中)

実際に囃子方を招いて各楽器の紹介や曲目の詳細な解説、そしてお囃子(鉦)を体験もさせていただきました。曲目は「御影」でした! 大変貴重な体験です。

練習なしのいきなり本番、後ろにお囃子方がついて声をかけていただきましたが、間違えずに叩けました。

南観音山の囃子は百足屋町で伝承されてきましたが、現在は囃子方80名の内、町内在住の方はたった10名だそうです。保存することの苦労がうかがえました。

囃子方の最長老は77歳、笛を吹いてなんと70年だそうです。

翌17日の大トピックは後白河法皇ゆかりの長講堂(元六条御所)の参拝です。(写真下)

観光寺院ではありませんので長講堂の知名度は低く、こんなところに、こんな立派な寺院があるなんてほとんど知られていません。

通常は非公開ですが当寺院の奥様のご厚意により本堂で後白河法皇の持仏である阿弥陀三尊(重要文化財)を拝観させていただき、また長時間にわたり長講堂の歴史について説明していただき、最後は世間話までお相手してくださいました。

(雨の中、家族で境内をもの珍しそうにうろうろしていたので声をかけてくださったのかもしれません。)

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●2009.05/10  京都、応仁の乱勃発地の石碑

出雲路の上御霊神社は応仁の乱勃発地です。神社の西側鳥居の脇には石碑が建っています。

もし応仁の乱がなかったなら、と考えてみました。
・現在の京都にもっと多くの国宝が存在し、各寺院は老朽化した建築物の補修費の工面に苦労する。(この戦いで焼けずに残った寺院を探すのが難しいくらい。)
・京都文化が地方に流出せず、京都の一極集中が現在まで続き、江戸(東京)も開かれなかったかもしれない。
・おそらく京都全体が世界遺産に登録されているかもしれない。

・[368] 絶景かな! 京都そぞろ歩きトップページの右下に「モニュメント」コーナーに「応仁の乱勃発地の石碑」をアップ

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●2009.05/09  京都、三条の弁慶石

にぎやかな三条商店街アーケードを西に抜けると少し静かになります。

立ち並ぶお店の雰囲気は少し変化し、しゃれたお店が増えてきます。

そういった店舗ビルの軒下にひっそりと弁慶石は立っています。言われなければ気付かない。

・[367] 絶景かな! 京都そぞろ歩きトップページの右下に「モニュメント」コーナーに「弁慶石と三条通」をアップ

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●2009.05/08  京都、四条の南座と出雲の阿国

南座の西側通用門の脇に石碑が建っています。人通りの多い四条通ではなく川端通りに面しているので、気付く人は少ないかもしれません。

織田信長が天下取りを行っていた時代、賀茂川の河原に芝居小屋を設け、京の都で人気を博していたのが出雲の阿国。歌舞伎の祖といわれるひとです。

かつて、河原町には多くの芝居小屋が並んでいましたが、江戸末期には北座と南座の2座となり、現在は南座のみです。

・[366] 絶景かな! 京都そぞろ歩きトップページの右下に「モニュメント」コーナーに「南座と出雲の阿国」をアップ

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●2009.05/06  京都、錦小路の希有なニャンコ

錦小路で出会った、なんともかわいいニャンコです。お目々まん丸、高貴な雰囲気もあります。(みぃさんレポート)

・「ジジとクーの部屋」に「錦小路のにゃんこ」をアップ

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・「ジジとクーの部屋」に「マンスリースペシャル、2009.3」をアップ
・「ジジとクーの部屋」に「マンスリースペシャル、2009.4」をアップ

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●2009.05/04  遠州、おばんざい処レストラン「舞阪489」でランチ

連休で家族4人が揃ったので(4月25日に訪問したばかりですが)、遠州灘・舞阪海岸にほど近い。玉ネギ畑の真ん中にあるレストラン「舞阪489」を再訪しました。

温かな木のぬくもりを感じるお部屋でおいしいランチをいただきました。

今回は¥2,000のランチです。

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簾をはめ込んだ引き戸には柔らかな午後の陽射しがさしこみ、そこから眺める坪庭も素敵でした。

こちらのレストランにはかわいいご家族がいて、食後は一緒に楽しいひとときを過ごさせていただきました(下記のリンクに登場してます)。

・絶景かな! グルメページに「おばんざい処・舞阪489のランチ」をアップ
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●2009.05/03  「山村美沙・京都お茶会殺人事件」のロケ地

土曜ワイド劇場「山村美紗サスペンス 狩矢父娘シリーズ」として昨夜放送された「京都お茶会殺人事件」ですが、いろんな場所でロケされてましたね。

実名で登場した「法輪寺」「梅小路公園」「六角堂」などはさておき、二条流のお茶会が行われた場所は?

ストーリーは嵐山周辺ですが そう! 先日茶室が炎上した「白沙村荘」でした、火災前の茶室もしっかり映っていました。(右写真)

和美がカガミに映った真犯人のヒントを得た喫茶店は賀茂川沿いの「カフェ ノイナー」でした。ここは2週間前に店の前を歩いたばっかり。分かってあたりまえですね。

祇園祭の光景も何度か出てきましたが、祭りでにぎわう出店の前で藤谷美紀と原田龍二が話をするシーンはどのようにして撮影したのでしょうか?

賀茂川のシーンも何度かありましたが、出町柳の賀茂川・高野川の合流地点、亀の飛び石が置かれている場所も登場。「おみやさん」でも毎週登場した場所です。

今回は、ここ2ヶ月以内に訪問した場所が多く登場しました。


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●2009.05/02  京都、五条大橋西北詰の「扇塚」

五条大橋の西北詰に小さな公園(牛若広場)と鴨川の間に市営の公衆トイレ横の植え込みの中に「扇塚」が建っています。

元々このあたり(現在の五条通の南側)に御影堂(みえどう、1284年創建の時宗寺院、正式名称は新善光寺)がありました。平敦盛の妻(蓮華院尼)と寺僧により、ここで作られた扇は御影堂扇として有名になりました。それ以来この界隈に扇工が集まり、多くの京扇子が作られていきました。

今はもう扇屋さんはありませんが、かつてをしのんで扇子業者有志にり昭和35年3月15日に建てられたのがこの記念碑です。

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・[365] 絶景かな! 京都そぞろ歩きトップページの右下に「モニュメント」コーナーを新設。「五条の扇塚」をアップ